執筆者:水口貴博

アイデア発想法の30の名言

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余白を作ることで、アイデアが出る余裕が出る。

余白を作ることで、アイデアが出る余裕が出る。 | アイデア発想法の30の名言

アイデアは、メモ帳に書き留めます。

言葉を書き留めることもあれば、絵を描くこともあるでしょう。

メモ帳のスペースには、自由に何でも記入することができます。

このとき、メモ帳を無駄なく活用しようと、文字をびっしり書く人がいます。

たしかにびっしり字を書けば、書ける文字数も多くなります。

限られたスペースを有効に活用できるでしょう。

紙のメモ帳は、サイズやページ数に限りがあるため、細かく書いてしまいがちです。

もともと節約精神の強い人なら、小さな字でびっしり書くことが多いはずです。

無駄なく使いたい気持ちがあると、隙間なく文字を書き込みたくなります。

ここに注意があります。

節約精神は美徳であり素晴らしいことですが、アイデア発想では注意したほうがいいでしょう。

アイデアを出したいなら、余白を作りながら書き留めましょう。

余白がないと、後から書き加えることができなくなるからです。

消しゴムで消して、余白を作ってから書けばいいと思いますが、思うようにいかないもの。

消しゴムで消しているうちにアイデアを忘れるでしょう。

アイデアは、急に現れては、さっと消えます。

また、無意識にも悪影響があります。

紙一面にびっしり書き込まれていると「これ以上余計なことを発想しないほうがいいよね」と考えるようになる。

知らず知らずのうちに、想像力や発想力を制限することになり、アイデア発想の妨げになる。

メモに余白がないと、アイデアが出る余白もなくなってしまうのです。

そのため、何かを書き留める際は、余白を作っておくのがおすすめです。

文章でも箇条書きでも、余白を作っておくほうがいいでしょう。

余白の作り方は自由ですが、最低でも1行以上の余白を作るほうがいいでしょう。

メモ帳の使い方が大胆になって、1冊を使い切るのが早くなりますが、それでもいいのです。

アイデアのために使ってこそ、メモ帳です。

きちんと余白を作ることで、アイデアを発展させやすくなります。

メモ帳1冊の金額とはいえ、それほど大きな金額ではないはずです。

余白とは何か。

余白とは、可能性です。

何も書かれていないスペースがあるからこそ、自由に何でも追加できます。

余白があるからこそ「ちょっと追加で考えてみようか」という気持ちにもなります。

余白を作る勇気が、秀逸なアイデアを生み出す原動力になります。

余白を作ることで、アイデアが出る余裕が出るのです。

アイデア発想法の名言(11)
  • メモを取るときは、余白を作る。
時間が空いたときに考える姿勢では、アイデア発想はうまくいかない。

アイデア発想法の30の名言

  1. 秀逸なアイデアを出せる人が、アイデアパーソンではない。
    継続的にアイデアを出せる人が、本当のアイデアパーソン。
  2. 面白がる癖をつけると、本当に何でも面白くなる。
  3. 視点を変えることは、アイデア発想の基本。
  4. 世の中に、くだらないアイデアは1つもない。
  5. 午前中は、クリエイティブな仕事が最もはかどる時間帯。
  6. アイデアを出すときは「もったいない」という気持ちを捨てること。
  7. アイデアを出すときは「単発」より「連発」を意識しよう。
  8. アイデアを連発するための3つのポイント。
    「ノリ」「勢い」「関連性」。
  9. クリエイティブな環境にいるからこそ、クリエイティブがはかどる。
  10. ポストイットの選び方で、アイデアの成り行きも変わる。
  11. 余白を作ることで、アイデアが出る余裕が出る。
  12. 時間が空いたときに考える姿勢では、アイデア発想はうまくいかない。
  13. 十分な睡眠は、アイデア力に転化する。
  14. 知識には限界がある。
    想像力には限界がない。
  15. 秀逸なアイデアは、平凡なアイデアの集合体。
  16. 夢は、潜在意識からのメッセージ。
    夢を生かすことで、夢も叶いやすくなる。
  17. 結果から逆算すると、思考プロセスをショートカットできる。
  18. アイデアのスランプに陥ったとき、どうするか。
  19. 時間をかけたから、秀逸な発想ができるとは限らない。
    時間をかけてないから、安易な発想しかできないとも限らない。
  20. 自分でも信じられない発想が、秀逸なアイデアになる。
  21. 独創的なアイデアは、頭の中の1人会話から生まれる。
  22. あなたの頭は、アイデアの打ち出の小づち。
    ひねればひねるほど、アイデアが出る。
  23. どんなアイデアも、形にしなければ、意味がない。
  24. インスピレーションを信じない人は、何もひらめかない。
    インスピレーションを信じる人は、秀逸なアイデアをひらめく。
  25. くだらないアイデアを出す勇気があれば、いつか秀逸なアイデアが出る。
  26. 回り道をすることが、アイデア発想の近道になる。
  27. 締め切りが作品を作る。
  28. スピードを意識することが、アイデアパーソンになる条件の1つ。
  29. 不採用になったアイデアとはいえ、過去の財産。
    不採用にしたアイデアは、処分するより、保管する。
  30. すでにあなたは、アイデアを出している。

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