私には、メモを取る習慣があります。
それはもう何でもかんでもメモしてしまうほどです。
HAPPY LIFESTYLEで書く文章は、どれも日常の中でふと思いついたアイデアです。
アイデアは、あるときふと思いつきますが、すぐ忘れます。
「あれ、あのとき考えていたことってなんだったかな?」
「なんか、すごいこと思いついたはずだけど、思い出せない」
「あのときアイデアを思いついたはずだけど、内容が出てこない」
頭で覚えていると、こんなことは当たり前のようにあります。
「貴重なチャンスを失ってしまった」
思い出せない自分に、悔しくなります。
今では、思いついたアイデアはすぐメモを取るようにしています。
それは、もう本当にすぐです。
素晴らしいアイデアほど、一瞬の流れ星のように、ふと現れてはさっと消えます。
思いついたら、真っ先に手前にある紙にすぐ書きます。
本を読んでいると、アイデアが思い浮かびますから、読み終えるころには本が落書きだらけになっていることは、当たり前です。
通勤途中の電車の中で思いつけば、すぐ手帳を取り出し、メモします。
私のカバンの中には、いつでも手帳が入っています。
レストランで席に座れば、とりあえず紙を身近に置いておかないと、落ち着いて食事ができなくなりました。
食事中、ふと思いついたときに、すぐ書けるような体勢を整えておかないと、気が気じゃないのです。
嘘のような話ですが、どれも本当の話です。
そのくらいアイデアは貴重であり、失いたくないチャンスです。
メモを取る習慣になってから、貴重なチャンスを一つ一つ確実につかめるようになりました。
HAPPY LIFESTYLEの文章は、こうしたチャンスをつかむ習慣から成り立っているといっても過言ではありません。
ふと思いついた言葉、アイデア、考えをメモして、そこからさらに構想を膨らませて書いています。
メモを取る習慣があると、物忘れをしてもすぐ思い出せます。
書いてしまえば、消えることはありません。
どんなに物忘れのひどい人でも、メモの習慣さえあれば、老化による記憶力低下はもう敵ではありません。
たとえ、うっかり物忘れしても、メモを見ればすぐ思い出せるようになるからです。