自己肯定感が低い人は「ある悪い癖」があります。
「できないことばかり考える」という癖です。
自分ができないことばかり目を向けていませんか。
きっとあなたには、短所や苦手がたくさんあるでしょう。
たしかにできないことがあれば、残念に思うかもしれません。
不名誉なことであり、劣等感やコンプレックスにつながる場合もあるでしょう。
しかし、できないことばかり考えていれば、自分の価値が低いように錯覚してきます。
暗い気持ちになってきて、弱気の心が生まれてきます。
できないことばかり考えていれば、自分を「ダメ人間」と錯覚するのも当然です。
前向きに自分を認めることができなくなり、自己肯定感が低くなるのです。
たとえできることがたくさんあっても、できないことばかり考える癖があるかぎり、自己肯定感を高めることは不可能です。
もうできないことを考えるのはやめましょう。
できないことは無視します。
いっそのこと忘れるくらいでもかまいません。
人からできないことを笑われたら「できないことがあって何が悪い!」と開き直ってもかまいません。
その代わり、自分ができることを考えましょう。
できないことがあるなら、できることもあるのです。
長所や得意があるでしょう。
どんなダメ人間でも、できることが1つはあるはずです。
数は少なくてもいいので「できることがある」という事実が大切です。
できることについて考え、自分で自分を褒めましょう。
「すごい」
「素晴らしい」
「上手にできる」
できることが少なくても、できることを考えていれば、自分の価値を実感できるようになります。
「自分は強い人間だ」「素晴らしい人間だ」「有望で将来性がある」と思えるようになるでしょう。
いかに自分が素晴らしい人間なのか気づけます。
明るい気持ちになってきて、強気の心が生まれてきます。
自分に自信がついてきて、自己肯定感が高まっていくのです。
できるところを見るか、できないことを見るか。
これだけで自己肯定感は変わります。
できないことはあっていい。
大切なのは「できることを考える」ということです。
できることを考えたほうが、ポジティブな気持ちになるので、自己肯定感が高まります。
時間や労力といった限られた資源を、できることに集中投資することで、能力をぐいぐい伸ばしていけるでしょう。
もともと適正のある能力を伸ばし続ければ、いずれ才能に変わる可能性も出てきます。
能力が伸びれば伸びるほど自信につながり、ますます自己肯定感が高まっていくのです。