執筆者:水口貴博

同棲のお金と生活費を考える30のポイント

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雑誌に載っている同棲カップルを追いかけると、生活費はかさむ一方。

雑誌に載っている同棲カップルを追いかけると、生活費はかさむ一方。 | 同棲のお金と生活費を考える30のポイント

女性雑誌では時折、同棲カップルを取材した特集を見かけます。

広々とした快適な住空間。

きらきらした華やかなインテリア。

便利で使い勝手のよさそうな家具や家電。

2人の色に染まった同棲は、まさに2人だけの天国。

雑誌に載っている同棲カップルを見ると、憧れの気持ちが湧いてきます。

「いいな。羨ましい。私たちも負けていられない!」という気持ちになるでしょう。

もちろん憧れたり学んだりするくらいならいいですが、その豊かな生活に影響されすぎないよう注意してください。

雑誌に載っている同棲カップルを追いかけると、生活費はかさむ一方。

「あれも足りない。これも足りない」「あれもほしい。これもほしい」となります。

同じように真似をして、立派な同棲を実現させようとすると、生活費はどんどん肥大していきます。

不足に気づき、欲が湧いてくるでしょう。

物質的な豊かさにとらわれていると、どんどん生活費がかさみ、貴重なお金がなくなります。

見栄を張って贅沢ぜいたくをすると、貯金を貯めるどころか減っていきます。

大切なのは、自分たちの形です。

雑誌に載っている同棲カップルは、あくまで参考です。

雑誌に載っている同棲カップルに惑わされるのではなく、あくまで自分たちの形に集中しましょう。

しっかり現実と向き合って、無駄なところは省き、できる範囲で節約をします。

「立派な同棲」ではなく「無理のない同棲」を実現させることが優先です。

むやみに生活水準を上げず、収入に応じた生活を保つことが大切です。

たとえそれが地味で質素な生活であっても、2人の気持ちが豊かなら十分幸せです。

同棲のお金と生活費を考えるポイント(20)
  • 雑誌に載っている同棲カップルは、あくまで参考の1つとする。
  • 「立派な同棲」ではなく「無理のない同棲」を実現させる。
奨学金による学費返済があるなら、毎月の固定費として考えておく。

同棲のお金と生活費を考える30のポイント

  1. 同棲生活は、節約生活。
  2. 家賃は固定費。
    本当に払える家賃なのか、契約前にしっかり考える。
  3. 同棲で一番大切なルールは、お金。
  4. お金の価値観は、必須の確認事項。
  5. 共通の財布を作って、お金の管理に役立てる。
  6. 家事や生活費は、男性が多めに負担しておくとよい。
  7. 家計簿は、節約の第一歩。
  8. 同棲の生活費は、固定費と変動費に分けて考える。
  9. 同棲の生活費は、食費によって大きく変わる。
  10. 食費を節約する3大ポイント。
  11. 収入別に生活費の内訳を考える、5つのシミュレーション。
  12. デート代は、共通の財布から出すのがよい。
  13. 共通の財布からプレゼント代を出すのは、マナー違反。
  14. 2人で公共料金を確認して、節約意識・金銭感覚を向上させよう。
  15. 同棲相手の浪費癖を治す、6つの取り組み。
  16. 同棲では、小遣い制を導入すべきか。
  17. 小遣い制を導入するなら、自分のルールや考え方を押し付けないこと。
  18. 同棲中の生活費に「予備費」を作っておこう。
  19. 節約をゲームとして受け入れると、楽しみは倍増して、苦しみは半減する。
  20. 雑誌に載っている同棲カップルを追いかけると、生活費はかさむ一方。
  21. 奨学金による学費返済があるなら、毎月の固定費として考えておく。
  22. お金に関して、パートナーに甘えすぎない。
  23. 貯金は、目標額を設定したほうが、貯まりやすくなる。
  24. 同棲の基本は共働き。
    子どもがいない今のうちに、しっかり貯金を貯めておこう。
  25. 2人で貯めたお金は、引き出しにくい状況にしておこう。
  26. 浪費を減らし、投資を増やすと、幸せな同棲と結婚につながる。
  27. 同棲の生活費が足りない場合、どう補うか。
  28. 節約にも限度がある。
    本当に必要なことには、きちんとお金を使おう。
  29. パートナーが失業して無職になったとき、生活費をどうするか。
  30. パートナーが失業して無職になっても、無条件で生活費を出さない。

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