執筆者:水口貴博

同棲のお金と生活費を考える30のポイント

16

同棲では、小遣い制を導入すべきか。

同棲では、小遣い制を導入すべきか。 | 同棲のお金と生活費を考える30のポイント

「同棲では、小遣い制を導入したほうがいいのだろうか」

同棲を始めたら、小遣い制の導入に迷うカップルも多いのではないでしょうか。

小遣い制とは、生活費とは別に、相手が自由に使えるお金を渡す制度です。

与えられた金額の範囲なら、買い物や娯楽など、自分の好きな使い方ができます。

小遣い制には、3つメリットがあります。

  1. 無駄遣いが減る
  1. 使途不明金がなくなる
  1. お金が貯まりやすくなる

生活費の無駄を省き、節約を徹底したいなら、小遣い制は役立ちます。

小遣い制は、多くの家庭が導入している家計管理の方法です。

同棲を始めれば、結婚の準備として、小遣い制の導入を検討するカップルも多いのではないでしょうか。

同棲の小遣い制について、まず知っておきたい考え方があります。

小遣い制の導入は、あくまで自由

まず基本的な考え方として、小遣い制の導入は必須ではありません。

小遣い制を導入するなら、前提として財布を1つにする必要があります。

あくまで同棲の段階です。

まだ結婚しているわけではないため、共通の財布は作っておくと便利ですが、無理やり財布を1つにする必要はありません。

そのため、小遣い制の導入の賛否に正解はなく、カップルによって異なります。

小遣い制の導入に迷ったら、財布は別々にしておくのが無難です。

財布は別々にしておくほうが、自由の範囲が広がるため、何かと便利です。

たとえ夫婦になったとしても、小遣い制を導入しなければいけないルールはありません。

実際のところ、小遣い制を導入していない夫婦もたくさんあります。

小遣い制を導入しなくても、金銭感覚の優れた夫婦なら節約は十分可能です。

小遣い制は、あくまで1つの案なので、よく話し合ったうえで導入すべきか決めるといいでしょう。

同棲のお金と生活費を考えるポイント(16)
  • 小遣い制の導入は、よく話し合ったうえで決める。
小遣い制を導入するなら、自分のルールや考え方を押し付けないこと。

同棲のお金と生活費を考える30のポイント

  1. 同棲生活は、節約生活。
  2. 家賃は固定費。
    本当に払える家賃なのか、契約前にしっかり考える。
  3. 同棲で一番大切なルールは、お金。
  4. お金の価値観は、必須の確認事項。
  5. 共通の財布を作って、お金の管理に役立てる。
  6. 家事や生活費は、男性が多めに負担しておくとよい。
  7. 家計簿は、節約の第一歩。
  8. 同棲の生活費は、固定費と変動費に分けて考える。
  9. 同棲の生活費は、食費によって大きく変わる。
  10. 食費を節約する3大ポイント。
  11. 収入別に生活費の内訳を考える、5つのシミュレーション。
  12. デート代は、共通の財布から出すのがよい。
  13. 共通の財布からプレゼント代を出すのは、マナー違反。
  14. 2人で公共料金を確認して、節約意識・金銭感覚を向上させよう。
  15. 同棲相手の浪費癖を治す、6つの取り組み。
  16. 同棲では、小遣い制を導入すべきか。
  17. 小遣い制を導入するなら、自分のルールや考え方を押し付けないこと。
  18. 同棲中の生活費に「予備費」を作っておこう。
  19. 節約をゲームとして受け入れると、楽しみは倍増して、苦しみは半減する。
  20. 雑誌に載っている同棲カップルを追いかけると、生活費はかさむ一方。
  21. 奨学金による学費返済があるなら、毎月の固定費として考えておく。
  22. お金に関して、パートナーに甘えすぎない。
  23. 貯金は、目標額を設定したほうが、貯まりやすくなる。
  24. 同棲の基本は共働き。
    子どもがいない今のうちに、しっかり貯金を貯めておこう。
  25. 2人で貯めたお金は、引き出しにくい状況にしておこう。
  26. 浪費を減らし、投資を増やすと、幸せな同棲と結婚につながる。
  27. 同棲の生活費が足りない場合、どう補うか。
  28. 節約にも限度がある。
    本当に必要なことには、きちんとお金を使おう。
  29. パートナーが失業して無職になったとき、生活費をどうするか。
  30. パートナーが失業して無職になっても、無条件で生活費を出さない。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION