執筆者:水口貴博

同棲のお金と生活費を考える30のポイント

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節約にも限度がある。本当に必要なことには、きちんとお金を使おう。

節約にも限度がある。本当に必要なことには、きちんとお金を使おう。 | 同棲のお金と生活費を考える30のポイント

節約を徹底するなら、何もしないに尽きます。

あらゆる欲を排除して、余計な行動を控えれば、出費は抑えられるでしょう。

外食もしない。

出かけることもない。

人付き合いもしない。

あらゆる行動を禁止すれば、たしかにお金は貯まりやすくなります。

しかし、いくら節約とはいえ、何から何まで切り詰めればよいわけではありません。

節約にも限度があります。

無駄な部分だけでなく、必要な部分まで節約してしまうと、人生の充実を損ないます。

本当に必要なことには、きちんとお金を使いましょう。

たとえば、スキルアップです。

英語・料理・パソコンなど、生活に役立つスキルの習得にはお金が必要です。

スキルアップのお金まで削っていては、自分を高めていけません。

身につけたい能力があるなら「自己投資」という考え方で、お金を使うことが大切です。

また、仕事に必要な書籍代も欠かせません。

仕事で必要な本まで購入を控えていると、仕事に支障が出ます。

仕事で頻繁に利用する本なら、借りるより買ったほうが便利です。

特に専門的な本は、図書館に置いていない場合が多いため、個人で購入するしかないでしょう。

忘れてならないのは、趣味です。

一見すると無駄に思える出費ですが、趣味は心の充実とストレス発散に役立ちます。

趣味すら禁止の同棲になると、心は貧しくなって、生活が色あせていくでしょう。

すべて切り詰めた生活ばかりでは、ストレスもたまる一方。

趣味に制限ばかりの同棲では、苦しくなります。

あくまで常識の範囲ですが、趣味も必要な出費として考えたほうが、豊かな同棲生活を実現できます。

前もってパートナーに話をして、理解を得ておくといいでしょう。

何から何まで節約するのではなく、本当に必要なことには、きちんとお金を使いましょう。

同棲のお金と生活費を考えるポイント(28)
  • 本当に必要なことには、きちんとお金を使う。
パートナーが失業して無職になったとき、生活費をどうするか。

同棲のお金と生活費を考える30のポイント

  1. 同棲生活は、節約生活。
  2. 家賃は固定費。
    本当に払える家賃なのか、契約前にしっかり考える。
  3. 同棲で一番大切なルールは、お金。
  4. お金の価値観は、必須の確認事項。
  5. 共通の財布を作って、お金の管理に役立てる。
  6. 家事や生活費は、男性が多めに負担しておくとよい。
  7. 家計簿は、節約の第一歩。
  8. 同棲の生活費は、固定費と変動費に分けて考える。
  9. 同棲の生活費は、食費によって大きく変わる。
  10. 食費を節約する3大ポイント。
  11. 収入別に生活費の内訳を考える、5つのシミュレーション。
  12. デート代は、共通の財布から出すのがよい。
  13. 共通の財布からプレゼント代を出すのは、マナー違反。
  14. 2人で公共料金を確認して、節約意識・金銭感覚を向上させよう。
  15. 同棲相手の浪費癖を治す、6つの取り組み。
  16. 同棲では、小遣い制を導入すべきか。
  17. 小遣い制を導入するなら、自分のルールや考え方を押し付けないこと。
  18. 同棲中の生活費に「予備費」を作っておこう。
  19. 節約をゲームとして受け入れると、楽しみは倍増して、苦しみは半減する。
  20. 雑誌に載っている同棲カップルを追いかけると、生活費はかさむ一方。
  21. 奨学金による学費返済があるなら、毎月の固定費として考えておく。
  22. お金に関して、パートナーに甘えすぎない。
  23. 貯金は、目標額を設定したほうが、貯まりやすくなる。
  24. 同棲の基本は共働き。
    子どもがいない今のうちに、しっかり貯金を貯めておこう。
  25. 2人で貯めたお金は、引き出しにくい状況にしておこう。
  26. 浪費を減らし、投資を増やすと、幸せな同棲と結婚につながる。
  27. 同棲の生活費が足りない場合、どう補うか。
  28. 節約にも限度がある。
    本当に必要なことには、きちんとお金を使おう。
  29. パートナーが失業して無職になったとき、生活費をどうするか。
  30. パートナーが失業して無職になっても、無条件で生活費を出さない。

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