同棲中は、きちんと公共料金を確認しましょう。
たとえば、電気代・水道代・ガス代です。
公共料金の金額について、あまり気にしていない人も多いのではないでしょうか。
もちろんきちんと請求金額を支払っていれば、いちいち確認しなくても問題ありません。
口座振替やクレジットカードによる決済なら、ほとんど意識することなく、支払いが完了しているはずです。
しかし、大切なのはそこではありません。
注目したいのは「毎月変わる公共料金の確認は、使用量を振り返る機会になる」という点です。
毎月自宅に送られてくる明細書は、いわば通知表です。
請求金額が小さいなら「節約の結果が出た」「頑張って節約したかいがあった」と嬉しくなるでしょう。
請求金額が大きいなら「使いすぎたかな」「もう少し節約を頑張ろう」と反省を促せるでしょう。
たとえ請求金額が同じであっても「十分努力ができなかったな」と気持ちを引き締められるはずです。
公共料金の金額は、生活のあり方を振り返る機会になります。
つまり、2人で公共料金を確認することで、節約意識・金銭感覚を向上させるメリットがあるのです。
自動で口座から引き落とされる場合でも、通帳や明細書を見て、きちんと金額を確認しておきましょう。
自分だけ確認するのではなく、きちんと2人で確認するのがポイントです。
2人で喜んだり反省できたりする機会にもなります。
万一、使途不明金や不正使用があった場合、発見が早くなるメリットもあります。
金額は小さくても、意味の伴った数字です。
2人で公共料金を確認すれば、節約意識・金銭感覚を向上させていけます。