小さな支払いで、パートナーに甘えることがあるでしょう。
たとえば、パートナーが自販機でジュースを買おうとしたとき「1本おごってよ」と甘える。
買い物のとき「代わりにお金を出してくれない?」とお願いする。
お金がないとき、パートナーに少し貸してもらう。
もちろんたまにならいいのです。
同棲では、助け合いの精神が欠かせません。
小さな金額なら、パートナーもさほど気にしないでしょう。
少し不公平ではありますが、寛大な心で目をつぶってくれるはずです。
しかし、こうしたお金のやりとりがたびたび続くとどうでしょうか。
「おごって」が口癖になっている。
買い物のときは「支払っておいて」といつも甘え、代金を支払わせる。
お金を借りたまま、返さない。
1回は小さな金額でも、積み重なると大きな金額になります。
パートナーの金銭的負担が大きくなり、不満を持つでしょう。
「お金にルーズな人」という印象を与え、パートナーを失望させるでしょう。
小さなことかもしれませんが、こうしたところこそ同棲に悪影響を与えます。
お金の恨みを甘く見てはいけません。
金額は小さくても、支払わされた側は、意外とよく覚えているもの。
まだ結婚しているわけでないので、最低限の線引きは必要です。
自分の財布とパートナーの財布を、ごちゃごちゃにしてはいけません。
デートなら共通の財布から出すのもいいですが、自分の買い物なら、自分の財布から出すのが基本です。
たまには甘えてもいいですが、あくまで適度の範囲を心がけましょう。