浪費癖のある人との同棲は、生活費が大変になるでしょう。
いくら自分が頑張って節約をしても、相手がお金を水のように使う性格では無になります。
貯金も結婚資金も貯まりません。
お金の使い方で喧嘩をすることも多くなるでしょう。
もちろんギャンブル依存症のような病的な浪費癖は、専門機関での本格的な治療が必要になるでしょう。
しかし、浪費癖のある人だからといって、必ず同棲が失敗するとは限りません。
あくまで一般的な浪費癖なら、あなたのサポートによって同棲相手の浪費癖を治せる見込みがあります。
同棲相手の浪費癖を治すには、6つの取り組みを意識してみてください。
まず節約を頑張っている姿を見せるのが、最も定番の方法です。
たとえば、家計簿をつけている姿、値段を比較している姿、毎月の生活費を計算している姿です。
会話の中で、さりげなく「無駄遣いを避けよう」「節約を頑張ろう」といった話題を含めるのもいいでしょう。
あなたが一生懸命節約を頑張っていれば、相手はポジティブな刺激を受けるでしょう。
あなたが節約の手本を見せることで、それを見た相手は、節約精神を学べます。
「自分も浪費癖を治せるよう頑張らなければいけない!」
そう思わせることができれば、半分成功したも同然です。
浪費癖のある人は、悪気があって無駄な買い物をしているわけではありません。
もともと金銭感覚に疎いところがあるため、うっかり無駄な買い物をしてしまう傾向があります。
そこで必要なのが、教育です。
相手の買い物に同行して、無駄な買い物をしようとしたら、注意します。
ただし、強引に買い物を止めると、喧嘩を引き起こすことがあります。
相手の無駄な買い物を止めるなら、強引に止めるより、忠告にとどめるのがいいでしょう。
「それは必要ないと思うな」「少し買いすぎのような気がするな」など、さりげない一言が効果的です。
忠告には、はっと気づかせる力があります。
自分で気づかせるように言うと、教育的な効果が高まります。
相手に家計簿を勧めてみましょう。
最初は面倒に思えても、毎日続けて習慣になれば、苦にならなくなります。
家計簿は、金銭感覚を養うために大変有効です。
家計簿をつけると、無駄な出費がわかりやすくなります。
無駄遣いに気づけば、反省を促すことができ、自分の浪費癖を改善しやすくなります。
もし相手が物欲を振り切れた場面があれば、褒めるようにします。
「我慢できたね!」
「立派だね」
「やればできるね!」
偉そうな言い方にならないよう注意しながら、対等な目線で純粋に褒めるのがポイントです。
褒められると、誰でも嬉しくなります。
相手は自分を認められたと実感でき、自己肯定感が高まります。
「もっと頑張ろう」「今後も節約を継続しよう」と気持ちが高まり、浪費癖の改善がスムーズになるでしょう。
毎日節約ばかりでは我慢と苦労の連続になり、ストレスもたまる一方です。
節約にも息抜きが必要です。
たまには贅沢を楽しみましょう。
たとえば、映画館で映画を見たり、リッチな外食をしてみたりです。
たまには贅沢な時間を作ることで、ストレスが発散され、節約を頑張るモチベーションも高まるでしょう。
浪費癖の改善には、娯楽の計画も有効です。
「この日に楽しいことをする」という計画を立てましょう。
たとえば、舞台観劇です。
舞台観劇という楽しい予定があれば、無駄遣いをしそうになっても、衝動を抑える力が強くなるでしょう。
舞台観劇を通して、新鮮な刺激が得られれば、2人のマンネリ解消にも役立ちます。
旅行の計画も悪くありません。
2人で旅行に行く計画を立てれば、節約を頑張るモチベーションが高まります。
早めに予約すれば、早割が利きやすくなるので、節約効果も高まります。
舞台観劇にせよ旅行にせよ、娯楽の計画は2人の共通の目標にもなります。
一緒に頑張る機会になるため、浪費癖の改善だけでなく、絆を深める効果にもなります。