同棲で誤解されがちなのは、継続期間です。
同棲が長く続いているカップルほど、仲も相性もよく、安定していると思われがちです。
同棲が何年も続いていれば、結婚しても、スムーズな夫婦生活が送れると思うでしょう。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
同棲が長く続くほど安定とは限りません。
たとえば、次の2組のカップルがあるとします。
同棲が長く続いているカップルのほうが、関係も安定している印象を受けますが、現実はわかりません。
実際のところ、上記の2組のカップルは、どちらが先に結婚できるかわかりません。
同棲は、長く続くほうがよいとは限りません。
2人の同棲が長くなると、別れたくても別れられない関係になっていることもあるでしょう。
あまり長すぎると、かえって惰性やマンネリを招き、大きな決断や行動をしにくくなります。
「このまま結婚しなくてもいいよね」となってしまう。
同棲が長くなりすぎた結果、結婚に踏み切れなくなることがあるのです。
世の中には、同棲を10年以上した結果、破局したカップルもいます。
自分たちにも起こりえる状況と思って、注意しておく必要があります。
同棲をするなら、期限を決めておくことが重要です。
少なくとも「結婚」という目的があるなら、期限も計画的に設定しておくのがいいでしょう。
「同棲は、長ければ長いほどよい」という先入観を捨て、適度な期限を設定しておきましょう。
同棲の期限は「3年」を上限にして考えるのが賢明です。
「恋愛感情が続くのは3年程度」と言われているため、3年以内の決着をめどにすれば、余計な停滞を招く心配がなくなります。