「何をしても心が落ち着かない」
「立てないほど心が重苦しい」
「息ができないくらい動揺が激しい」
体調に不自然な様子が見られるときは、病気の可能性を疑ってください。
普通は心が不安定になっても、しばらく経てば状態がよくなります。
しかし、生活に支障が出るほど心の状態が不自然なら、病気の可能性を疑ったほうがいいでしょう。
何らかの精神障害を患っている可能性があります。
たとえば、鬱病・躁病・双極性障害・パニック障害・統合失調症などです。
長期にわたって強いストレスを受ける環境にいると、発症しやすいとされています。
心や精神に関する相談先は「精神科」「心療内科」が一般的です。
ただし、睡眠障害や自律神経失調症が間接的に影響している場合もあるため、一概に判断はできません。
迷ったとき、総合病院の受付で相談すると、適切な科に案内してくれます。
総合病院なら複数の科を取り扱っているため、連携が期待できるでしょう。
病気の場合、気合や愛情で治るものではありません。
病気には、正しい治療が必要です。
放置したり自己流に頼ったりすると、ますます悪化させることもあります。
心の状態に不自然な点があるなら、意地を張らず、一度専門医に診てもらうのが安心です。
できるだけ初期状態のうちに受診するほうが、治療も改善も早くなります。