あなたは今、どんな表情をしていますか。
無表情になっていませんか。
むすっとした表情になっていませんか。
それはいけません。
あまり不機嫌な顔をしていると、怒っているのかと勘違いされます。
心が落ち着かないときは、不機嫌な表情になりがちです。
眉間にしわが寄る。
口元に力が入る。
死んだような目つきになる。
心の状態が悪いときは表情も悪くなりがちですが、ここが注意ポイントです。
心が落ち着かなくても、できるだけ表情に出さないことが大切です。
表情が悪くなると、ますます心の余裕がなくなります。
むっとしていると、あなたの雰囲気も悪くなります。
不機嫌な顔をしていると、周りの人はあなたに近づいたり話しかけたりしにくくなります。
心が落ち着かないときこそ、明るい表情を心がけましょう。
心がけたいのは、にこにこした表情です。
歯を見せた大げさな笑顔までする必要はありません。
軽いほほ笑みで十分。
口を閉じたまま口角を上げ、にっこりするだけでいい。
表情を明るくすると、心にも変化が現れます。
顔は感情を表現する部分ですが、感情を生み出す部分でもあります。
にこにこした表情になっていると、脳が明るい気持ちにさせる物質を放出するので、だんだん明るい気持ちになります。
たとえ不安で落ち着かないときも、表情だけはにこにこしましょう。
たったこれだけで、心が落ち着いてくることが実感できるはずです。
得意技を聞かれたら「笑顔」と言えるようになっておきましょう。