本は、心のお薬です。
知識を得るだけが本の役目ではありません。
心を落ち着かせるのも、本の重要な役目。
心を落ち着かせたいとき、読書は有効な手段です。
読みたい本なら何でもいいのですが、本の選び方にポイントがあります。
まず、活字が小さい本・内容が難しい本・分厚い本は要注意です。
なかなか読みにくいため、スムーズに読書が進まず、ストレスがたまります。
読み切るまでにも時間がかかり、消化不良を起こしやすいでしょう。
普段の読書ならいいですが、あくまで心を落ち着かせる目的なら避けたほうがいいでしょう。
では、どんな本がよいのか。
知識の吸収や考えることに集中する内容より、すらすらテンポよく読める内容がおすすめです。
心を落ち着かせたいなら、次の3点を満たした本がおすすめです。
活字が大きいと、判読しやすくて読みやすくなります。
内容が簡単でシンプルなら、すらすらテンポよく読めます。
ページが少なければ、早く読み終わることができ、達成感を得られます。
簡単に読めて、すっと頭に入ってくる内容のほうが、心を落ち着かせる効果があります。
この3つの基準を目安に読書を楽しめば、スムーズに心を落ち着かせられます。
たとえば、名言集や自己啓発書には、活字が大きく簡単な内容が目立ちます。
基本的な内容の本になるかもしれませんが、初心を思い出す機会と思えばいいだけです。
もちろん児童書も大歓迎です。
昔に読んだことがある児童書でも、大人になってから読むと、違った味わいを楽しめるでしょう。