執筆者:水口貴博

心を落ち着かせる30の方法

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メタ認知を活用して、客観的な自分に気づく。

メタ認知を活用して、客観的な自分に気づく。 | 心を落ち着かせる30の方法

心を落ち着かせるには「メタ認知」が有効です。

メタ認知とは、認知心理学の用語です。

自分の行動・考え方・性格などを、別の立場から客観的に見て、認識することをいいます。

専門的で難しそうな内容ですが、実際は誰でも簡単に試せます。

まず鏡の前に立ちましょう。

心が疲れているときは、心に余裕がありません。

意識が自分に向いていて主観的になることはできていても、自分の様子を客観的に確認する余裕がなくなっています。

そんなときに役立つのが、鏡です。

できれば小さな鏡より大きな鏡のほうが、体全身が確認しやすくなって便利です。

大きな鏡がなければ、鏡のように反射するガラスの前でもOK。

このとき、ただぼんやり自分を見るのではありません。

「他人を見るかのような感覚で自分を見る」と意識するのが大切です。

他人を見るかのような感覚で自分を見ると、客観性が向上して、自分の様子を正しく認識しやすくなります。

狭くなっていた視野が広くなります。

堅くなっていた心が柔らかくなります。

その結果、自分に足りない行動や考え方に気づきやすくなり、改善を促すきっかけにできます。

たとえば、鏡で自分を見たとき「表情に元気がない」と思えば「もっと明るい表情を心がけよう」と見直せるでしょう。

「心に余裕のない様子をしているな」と思えば「行動を見直そう」と反省できるでしょう。

鏡で体全身を見たとき「姿勢が悪いな」と気づけば「きれいな姿勢を心がけよう」と思うはずです。

見失っていた客観性を取り戻すことで、正しい態度・行動・考え方に気づきやすくなります。

性格に自分の状態を把握することで、見えにくかった改善が見えやすくなるのです。

心を落ち着かせる方法(25)
  • 鏡を通して客観的に自分を確認する。
アロマセラピーで、心を落ち着かせる。

心を落ち着かせる30の方法

  1. 心を落ち着かせる方法は、2種類ある。
    「自然に任せる方法」と「自発的に行う方法」。
  2. 心を落ち着かせるには、落ち着いた場所にいることが基本。
  3. 呼吸を整えないと、心も落ち着かない。
  4. 胸に手を当てながら深呼吸をするだけで、心は落ち着く。
  5. 癒しの写真は、心のお守りになる。
  6. 睡眠不足では、いらいらしやすくなるのも当然。
  7. 散歩の習慣があれば、感情の波が小さくなって心が安定する。
  8. 心が落ち着かなくても、にこにこした笑顔だけは心がけよう。
  9. 部屋をきれいに掃除しているうちに、心も落ち着く。
  10. おいしいものを食べるだけで、すぐ元気になれる。
  11. ぬるいお湯に浸かっているだけで、だんだん心が落ち着いてくる。
  12. 心を落ち着かせたいなら、勝敗がつく娯楽は不適切。
  13. 落ち着いた音楽には、心を癒す力がある。
    特にヒーリングミュージックが効果的。
  14. 本は、心を落ち着かせるお薬。
  15. 目標より目的を見たほうが、心が落ち着く。
  16. 心に違和感があればマッサージ。
  17. とにかく誰かに話す。
    話すことで、心が落ち着く。
  18. 3分の瞑想が、心に安定をもたらす。
  19. おいしい飲み物は、喉を潤すだけでなく、心を潤す力もある。
  20. 心を落ち着かせる色とは。
  21. 身だしなみを整えるだけで、心が安定してくる。
  22. 背筋と心は連動している。
    背筋が曲がっていると、心はだらける。
    背筋を伸ばすと、心は引き締まる。
  23. 動物園で、動物の世界に浸る。
  24. 空を眺めることは、狭くなっていた視野を広げる効果がある。
  25. メタ認知を活用して、客観的な自分に気づく。
  26. アロマセラピーで、心を落ち着かせる。
  27. 不安で落ち着かないのは、あなただけではない。
  28. 仕事のいらいらは、仕事で癒す。
  29. 心の状態に不自然な点があるなら、病気の可能性を疑ったほうがいい。
  30. 普通に生きられなくても焦らない。
    普通の人生を送るのは、意外と大変。

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