別れた人を運命の人だったと思っていませんか。
残念ながら、誤解です。
その人は運命の人ではありませんでした。
運命の人なら、交際が続いていたはずだからです。
「別れた」という結果が「運命の人ではなかった」と言える証拠です。
「運命の人ではなかった」という結果に落ち込むのではありません。
トラブルも、起こるべくして起こりました。
その人は運命の人ではありませんでしたが、いずれ別れるのは運命でした。
うまくいく人とは、頑張らなくてもうまくいきます。
うまくいかない人とは、どう頑張ってもうまくいきません。
「運命の人ではなかった」という結果に落ち込むのではありません。
「運命の人ではなかった」という発見に喜びましょう。
もし違和感を無視したまま交際を続けていれば、運命の人だと勘違いしたままになっていたでしょう。
そのときはよくても、いずれどこかで無理が生じて、限界に達していたはずです。
後になればなるほど、別れのダメージも大きくなります。
その人は「運命の人ではないよ。早く誤解に気づいて」と教えてくれました。
「まだ早めにわかってよかった」と考えましょう。
「そもそも気づけてよかった」と考えましょう。
もっと後になってから気づくより、早めに気づけたおかげで、まだやり直せます。
別れた人は、あなたを本当の運命の人に導くための案内人です。
別れて、きっぱり忘れるのも、恋愛の大事な仕事です。
その人との関係は終わっても、人生まで終わったわけではありません。
くよくよせず、次こそ運命の人と出会いましょう。
運命の出会いを期待したほうが、あなたの感性が研ぎ済まされ、出会いやすくなります。