あなたにとって恋人は、どんな存在ですか。
難しく考えず、できるだけ率直に答えてみてください。
自然とふと思いついた考えのほうが、より大切です。
つらい気持ちを、とにかく紙に書いてみるのも名案です。
用意するのは、メモ用紙とペンだけ。
今、感じている気持ちを、正直にありのまま書くだけです。
別れるべきか迷っているのは、現在を軸に考えているからではないでしょうか。
人間は、変化を嫌う生きもの。
現在を大切にしようと思うと「現状維持」で落ち着くことが大半です。
結論から言えば、ありません。
残念ながら、どんな出会いでも、最後には別れが待ち受けています。
異性と出会って、付き合うことになった。
交際は、告白から始まり、別れ話で終わります。
告白と別れ話は、交際のワンセット。
さてここで、素朴な疑問が浮かびます。
別れを受け入れるのは、どんなときでしょうか。
自分に魅力が足りないとわかったときでしょうか。
自分に恋愛感情がないと悟ったときでしょうか。
自分に自信がないと、交際にも自信がないことがあります。
「私なんかと付き合わせるのは申し訳ない」
「私のような出来損ないが恋人だと、相手がかわいそう」
「とにかく誰かと付き合っていることが大切」
ときどきそんな意見を耳にすることがあります。
特に周りからの評価を気にしている人は、交際を目的化している場合が目立ちます。
誰かと付き合おうとするとき、別れを前提として付き合うのはありでしょうか。
「ありかなしか」でいえば、ありです。
世の中には、別れを前提としたカップルが存在するのも事実です。
あなたは恋人からどれだけ愛されているのか。
それを知る手がかりの1つが、風邪を引いたときです。
あなたが風邪を引いたとき、相手の反応を見てください。
実は恋人が既婚者だとわかったとき、どうするか。
すでに結婚している人との交際は、無視できることではありません。
もし恋人が既婚者だとわかれば、どんな事情でも、即刻別れることをおすすめします。
一度もデートをしないまま、別れてしまった。
そんなとき、ふと思う疑問があります。
交際期間が短く、一度もデートをしないまま別れた場合「付き合っていた」と言えるのでしょうか。
世の中には「カップル向けのサービス」を見かけることがあります。
レストランなら、カップル向けのメニュー。
旅行なら、カップル向けのプラン。
2人のどちらかが、転勤や引っ越しをすることがあります。
相手と遠く離れて会いにくくなると、今後が心配になります。
「距離が離れても恋人関係を続けていけるのだろうか」と落ち着かなくなるのは当然です。
友人関係・恋人関係にあって、夫婦関係にないものとは何でしょうか。
それは、自然消滅です。
友人関係・恋人関係には、自然消滅があります。
健康のために失恋をしませんか。
交際を続けるべきかどうか。
それはあなたの体調が、重要な判断材料になります。
付き合っていると、相手の低い年収に気づくことがあります。
「お金のない人とは付き合えない」
「年収が低いと、何もできない」
わがままには、2種類あります。
(1)自分のためのわがまま
(2)相手のためのわがまま
別れのつらさは、どこで決まるのでしょうか。
愛情の深さでしょうか。
思い出の数でしょうか。
恋人に「ある話」を聞くと、相手の本当の人間性が垣間見えるでしょう。
それは「以前付き合っていた人との別れ方」です。
別れは、人の本性が現れやすい場面です。
相手を理解しようとしていますか。
難しい話になると、一生懸命聞いても、なかなか内容を理解できないことがあります。
人の考え方は、それぞれ。
別れは、常に後味が悪いものだと思い込んでいませんか。
たしかにテレビやドラマで見る別れ方は、どろどろしたシーンが定番です。
半狂乱になって、大喧嘩をする。
電話やメールで告白することがあります。
会って気持ちを伝えるのが恥ずかしいから、電話やメールで告白する。
その結果、OKをもらって付き合い始める。
相手のためを考えると、別れたほうがいいと気づくことがあります。
たとえば「相手がほかに好きな人ができた」と言い始めたとします。
普通は「自分のところに戻ってきてほしい」と思って引き止めたくなるでしょう。
「別れ話で傷つくのは、振られる側だけ」
「別れを切り出す側は、傷つかない」
そう思いがちですが、誤解です。
振る側と振られる側。
よりつらいのはどちらでしょうか。
もちろんカップルの状況によってさまざまであり、一概には言えません。
別れのとき、人の助けを借りるのはいいことなのでしょうか。
もちろん肝心の別れ話は、誠意を伝えるためにも、自分から直接言う必要があります。
言いにくくても避けては通れません。
世の中には、成功談や失敗談があります。
失恋は、成功談と失敗談のどちらになるのでしょうか。
結論から言えば、両方になります。
失恋とは発見です。
「運命の人ではなかった」という発見です。
結婚前に「運命の人ではなかった」とわかっただけでも、ありがたいことです。
どうせ別れるなら、気持ちのいい別れ方を目指しましょう。
気持ちのいい別れ方をするポイントは、全力で取り組むこと。
振る側・振られる側に関係なく、自分の意志を貫くときには、全力で取り組むことが大切です。