失恋中は、できるだけくよくよしないことが大切です。
終わった過去は振り返らず、未来に向けて今すべきことに集中したほうが建設的です。
しかし、前向きが大切とわかっていても、くよくよしてしまうこともあるでしょう。
仕事に集中していても、休憩中に別れたことを思い出し、気持ちが落ち込むことがあります。
電車やバスで移動中にじっとしていると、ふと油断した瞬間、失恋の苦しさがよみがえることもあるはず。
そんなときは、前向きになれる本を読みましょう。
失恋中は、いつも前向きになれる本をカバンに入れておきます。
「失恋を思い出しそう」
「くよくよし始めてきた」
そう思ったら、カバンに入れた本をさっと取り出し、読みます。
落ち込みつつあった気持ちが、再び立て直せます。
言葉の力は偉大です。
ささいな言葉でも、心と共鳴すると、大きな励ましになります。
もちろん読んでも効果的ですが、カバンに入れておくだけでも意味があります。
「いざとなったら助けてくれるものがある」という安心感が得られるからです。
つまり、前向きな本がお守りになるのです。
これなら部屋にいるときだけでなく、外出中でも安心です。
失恋中の不安定な時期であっても、ある程度安定した心を保てます。
薄くて小さな本1冊でかまいません。
難しい本より、簡単に読める本で十分。
その1冊が、心の支えになってくれるのです。