執筆者:水口貴博

時間感覚を身につける30の方法

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ささいなことに対する気遣いに、相手の優しさが感じられる。

ささいなことに対する気遣いに、相手の優しさが感じられる。 | 時間感覚を身につける30の方法

自分のためにも相手のためにもなるちょっとした気遣いがあります。

一つ一つの気遣いはそれほど大きなことではありません。

しかし、そんな小さなところまでケアをしてくれるところに相手の優しさや気配りのよさが感じられます。

先日、私のところに1本の電話がかかってきました。

ですがあいにく、私はちょうどそのとき外出中で電話に出られませんでした。

私が家に戻ると留守電が残っていました。

「こんにちは。~です」

というお決まりの言葉から始まり、折り返し連絡が欲しいとのことでした。

私が気遣いを感じたのは、その留守電の最後の部分です。

「折り返し、お電話をお待ちしております。私の電話番号は○○です」

連絡先の電話番号を、わざわざ残してくれていました。

留守番電話に電話番号まで入っていると、助かります。

わざわざ電話帳を出し、電話番号を調べる手間を省けるので時間を短縮させることができます。

電話番号が入っていることで「早く電話をかけなくちゃ」という行動促進効果まであります。

留守電を入れる人は、わざわざ自分の電話番号を言うのは面倒なことだと思います。

私が先方の電話番号を知っているのをわかっていますから「折り返しお電話ください」で済ませてしまおうと思えば、できます。

しかし、人間の優しさや気配りのよさは、本当に小さくてささいなところで垣間見えます。

その丁寧な留守電のおかげで、私も相手も連絡をスムーズに済ませることができました。

小さなことほど、気遣いが必要です。

時間感覚を身につける方法(17)
  • 折り返し電話が欲しいときには、留守電の最後に、電話番号を入れておく。
上手な時間の使い方とは、充実した時間を送るということ。

時間感覚を身につける30の方法

  1. 時間を上手に使う人には「知恵」がある。
  2. まずは効率の悪いことを経験する。
  3. 時間を大切にするとは、同じ失敗を二度と繰り返さないということ。
  4. 「だらだらした1時間」と「集中した1時間」は、まったく違うことに気づく。
  5. お金持ちより、時間持ちになろう。
  6. 休むことは、時間を大切にするということ。
  7. 時間は、自分を厳しく叱ってくれる先生。
  8. 大切なことほど、最初に話す。
  9. 「ちょっと」は禁句。
    具体的に言おう。
  10. 心に「余裕」がなければ、充実しているとは言えない。
  11. 確かめる時間を省かない。
  12. やると決めたからには、重い腰をさっと上げる。
  13. スピードのある人は「はい」と素早く返事ができる。
  14. 子どものころに教えられたことほど、大切なこと。
  15. 感謝をすることは、人との関係を促進させる効果がある。
  16. 適齢期より「今やりたい」という気持ちを大切にする。
  17. ささいなことに対する気遣いに、相手の優しさが感じられる。
  18. 上手な時間の使い方とは、充実した時間を送るということ。
  19. 好きなことで、忙しくなろう。
  20. 人には人のテンポがある。
  21. 時間を有効に使いたいときほど、行動に出る。
  22. 緩急をつけて、リズムを大切にする。
  23. 最初の1歩が大切。
    手紙は宛先から書き始めよう。
  24. 残りの人生を考えると、生き方が変わってくる。
  25. 利益があるかどうかより、楽しめるかどうかを基準に考える。
  26. すべてを1人で抱え込まない。
    できないことは、できる人にやってもらう。
  27. 肩書ではなく名前で呼ぶと、早く仲良くなれる。
  28. 見せる努力は、努力とは言わない。
    本当の努力は、見えないところでするもの。
  29. やるべきことを後回しにすると、精神的ストレスが大きくなってしまう。
  30. 時間がないのではない。
    時間の使い方が下手なだけだ。

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