携帯電話は取り出すと、知らない電話番号からの着信履歴に気づきました。
電話帳に登録されていない番号で、まったく身に覚えがありません。
しかも留守番電話が入っています。
このときの留守番電話は、なんとなく怖くて抵抗があるものです。
知らない人からの電話番号ですら抵抗があるのに、留守番電話を聞くのはもっと抵抗があります。
こんなシチュエーションのとき、あなたならどうしますか。
よくあるのが「ちょっと怖いから後から聞こう」と後回しにするパターンです。
再生ボタンを押すだけのことですが「変なメッセージが入っていたら嫌だなあ」と思い、ちょっとためらいます。
疲れているときや元気のないときであれば、なおさらです。
心理的に抵抗があるので、いったん小休止を入れてから聞こうと思うかもしれません。
しかし、ここは大切な場面です。
抵抗はあるかもしれませんが、知らない電話番号からの留守番電話は、できるだけ早めの確認をおすすめします。
緊急連絡の可能性があるからです。
知らない電話番号で、かつ留守番電話が入っているのは「早めに伝えたい」「どうしても伝えたい」といった意図が感じられます。
身内に緊急事態が起こったのかもしれません。
仕事で緊急事態が発生したのかもしれません。
緊急事態のときは、自分の携帯電話が使えず、人の携帯電話を借りて電話を掛けることがあるでしょう。
悪い想像ばかりが膨らみますが、可能性としてゼロではありません。
だから早めに確認です。
抵抗があるからといって後回しにしていると、留守番電話のことを忘れ、確認が遅くなります。
安易に留守番電話を後回しにすると、手遅れの状態になってしまい、後悔を生むことになるかもしれません。
心理的な抵抗があったとしても、万一を考えると、早めに確認しておくのが安心です。
ささいな用件であれば、それはそれでいいのです。
普通の営業や間違い電話という可能性もあるでしょう。
心配していた分だけ拍子抜けするに違いありませんが、それもまたよし。
早めに確認できれば、早めに不安を取り除けます。
「大した内容でなくてよかった」とほっと安心できます。
知らない電話番号からの留守番電話は、抵抗があっても、早めに確認するのが正解です。