執筆者:水口貴博

就職活動の失敗を防ぐ30の対策

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面接官を挑発するだけでは、選考を通過できない。

面接官を挑発するだけでは、選考を通過できない。 | 就職活動の失敗を防ぐ30の対策

「もし当社が不採用になれば、どうしますか」

この質問の際、思いも寄らぬ、ユニークな回答をする学生がいます。

「私をきちんと理解してくれれば、必ず内定をいただけるはずです!」

強気の発言で、面接官の質問を蹴散らすのです。

堂々とした発言であるため、強い態度や精神力は伝わるでしょう。

回答のインパクトもあり、深く印象に残るはずです。

しかし、インパクトはあっても、面接官は首をかしげるでしょう。

強気の態度に思えますが、面接官には、挑発の態度に感じます。

「きちんと理解してほしいなら、きちんと説明してほしい」と思われるだけです。

強気の態度と挑発の態度は、紙一重。

強気の態度を見せるのはいいのですが、度が過ぎて、挑発の態度になってはいけません。

面接官を挑発するだけでは、選考を通過できません。

ユニークな発言や態度もいいですが、あくまで常識の範囲を心がける必要があります。

質問には、できるだけ素直に回答するのが賢明です。

就職活動の失敗を防ぐ対策(29)
  • 「私をきちんと理解してくれれば、必ず受かる」など、挑発の発言は控える。
就職活動がきっかけで、友人関係が悪くなることがある。

就職活動の失敗を防ぐ30の対策

  1. 有能な人材とは。
  2. 自己分析は、遠回りに思えて、実は近道。
  3. 企業名で選ぶか。
    職種名で選ぶか。
  4. 就職情報サイトの誘惑に振り回されない。
  5. 親を頼るのは大切。
    ただし、何もかも頼るのはよくない。
  6. コネに頼りすぎる就職活動は、難航する。
  7. 時事問題の対策として、必要なことは何か。
  8. 見学の態度も、選考に影響することがある。
  9. 就職活動は、運よく進めるものではない。
    自分の努力で進めるもの。
  10. こだわる理由が見当たらなければ、こだわらない理由を考えてみる。
  11. 総合職と一般職で迷う場合、どうすればいいのか。
  12. 自信を持っても、謙虚は忘れないこと。
  13. 男性でも、一般職に就くことはできるのか。
  14. 外資系企業は、堅い企業しかないのか。
  15. 応募企業に曖昧な点があれば、手間でもきちんと確認。
  16. 興味を持った企業が社員を募集していない場合、諦めるしかないのか。
  17. 募集条件を満たしていない場合、諦めるしかないのか。
  18. 複数の土地で就職活動する場合は、中途半端に注意。
  19. Uターン就職を考える学生が狙いたいイベントとは。
  20. 教育実習と面接日程が重なった場合、どちらを優先すべきか。
  21. 大学の試験日と面接日程が重なったとき、どちらを優先すべきか。
  22. 選考が立て込む時期に体調を崩してしまうと、本当に痛い。
  23. 大切な面接がある日は、ほかに大きな予定を入れない。
  24. 雪が多い日は、長靴を履いて就職活動をしてもいいのか。
  25. 就職対策本は、面接に持参しない。
  26. 面接時間の長さは、どのくらいか。
  27. 傘袋も傘立てもないときのマナー。
  28. 自己PRと志望動機は、念のため、2種類準備しておくと安心。
  29. 面接官を挑発するだけでは、選考を通過できない。
  30. 就職活動がきっかけで、友人関係が悪くなることがある。

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