失敗しないように仕事を進めているうちには、大物にはなれません。
大物になるためには、大きな失敗が必要です。
大物になってから失敗はいけませんが、大物になる前には、たくさんの失敗が必要です。
失敗した数だけ、大切なことが得られます。
とりわけ必要なのは、大きな失敗です。
小さな失敗だけでは、身につかない経験もあります。
では、どうするのかというと、大きな失敗です。
大物ほど、過去に大きな失敗をした経験があります。
仕事がほぼ完成したとき、自分のミスで、すべてを台無しにしてしまう経験です。
顧客から思いきり怒鳴られる経験です。
大きな借金を背負う経験です。
大きな失敗から、挫折感を味わいます。
その反面、大きなことも得られました。
大きなことが得られたから、大物になれるのです。
大きな失敗は、大きな成功への近道です。
失敗の大きさは、得られることの大きさと一致します。
まだ大きな失敗をした経験がなければ、もう少しアクセルを踏みましょう。
大きな失敗は、大物になるための登竜門です。
大きな失敗だから、悪い思い出になるとは限りません。
大きな失敗は、3年後には、いい思い出になります。
「あのときの大失敗があるから、今の自分がいる」と笑い話になるのです。