「どちらでもいい」という口癖に、心当たりはありませんか。
仕事上で選択を求められたとき、どちらでもいいと思うことがあります。
「どちらでもいいです」という言葉は、楽です。
相手に決定を任せることで、自分は選ぶ手間を省けます。
しかし、言われた相手は、心証がよくありません。
「決断するのが面倒」という声が聞こえてくるようです。
決断から逃げる姿勢に感じます。
自分に渡されたバトンを、ぽいと捨て、投げやりになっているような印象があります。
そんなつもりはなくても、そういう印象を与えやすいため、注意が必要です。
たしかにどちらでもいいのかもしれませんが、悪い印象を与えやすい言葉です。
「どちらでもいい」という一言は、禁句です。
できるかぎり、自分の希望を言うことが大切です。
希望がなければ、希望を作ることです。
希望を口にすることも、仕事の1つです。
「これがいいです」と言えるのは「自分には意思があり、決断できる人間だ」というアピールになります。
考え方や行動が堅実で、社会人としてしっかりしている印象があります。
希望がきちんと言える人は、人としての魅力を感じるのです。