人生の教科書



金銭感覚

金銭感覚を身につける
30の方法

お気に入り24 読んだ
29

割り勘をやめると、
人間関係が長続きする。

割り勘をやめると、人間関係が長続きする。 | 金銭感覚を身につける30の方法

気持ちのやりとりをするためのお金の使い方は「割り勘をやめること」です。

割り勘とは、複数人で食事したときに、費用を各自が均等に分担することをいいます。

食事をして合計2,000円すれば、1人分の値段は1,000円となり、別々に支払います。

割り勘にすれば、お金のやりとりで、揉めることはなくなります。

単純に半分ずつにするのですから、損得はありません。

 

しかし、私は金銭感覚を本当に養いたければ、割り勘をやめることをおすすめします。

割り勘がいけないわけではありません。

ただ、割り勘をしていると、いつまで経っても金銭感覚が養われないからです。

割り勘をしないと、なぜ金銭感覚を養うことができるかお分かりですか。

「借りができた」という気がかりが残るからです。

割り勘をやめたとき、お金のやりとりから、気持ちのやりとりへと、スイッチを切り替えることができます。

「今回は、私が支払いますよ」と肩代わりされると「じゃあ、次回は私が全部支払おう」となります。

心のどこかで「借りを返さなければいけない」という気持ちが残ります。

また一緒に食事をしたときには「前回は払ってもらったから、今回は私が払いますよ」と言って、あなたが全部支払えばいいのです。

プラス・マイナス・ゼロになります。

もちろんそのときの食事の内容により多少の差はあるでしょうが、大きな損得はありません。

 

しかし、このやりとりを繰り返すことで、気持ちのキャッチボールができるようになるのです。

現金の貸し借りはいけませんが、食事の貸し借りはOKです。

割り勘をやめて「借りた。返す。返した。また借りる」を繰り返すと、気持ちのやりとりができるのです。

ある日、韓国人の友達から「なぜ日本人はいつも割り勘なの」と不思議な質問をされたことがあります。

韓国では、割り勘という風習があまりないそうです。

食事の際は、どちらかが代表して支払うことが風習となっているとのこと。

「気持ちのやりとりを大切にしているからだ」といいます。

お金の貸し借りはいけませんが、食事をおごられたという気持ちのやりとりは大切です。

私は好きな人がいるときには「今回は全部こっちで払うよ」と言います。

一度きりのデートで終わることはなくなります。

相手には「借りがあるから返さなきゃ」と気持ちが残り、相手から「また食事に行こうよ」と誘ってくれるようになるからです。

割り勘をやめると、人間関係が長続きします。

割り勘は、たしかに簡単で正しい。

 

ただし、数字も半分ですが、気持ちも半分です。

思いきって気持ちのやりとりをしたければ、割り勘は控えましょう。

「借りができた」という気がかりが残り、金銭感覚に変わります。

まとめ

金銭感覚を身につける方法 その29
  • 気持ちのやりとりのために、割り勘をやめる。
次のページ >>
お金を拾うのは、お金を助けているのと同じこと。

もくじ
(金銭感覚を身につける30の方法)

同じカテゴリーの作品