執筆者:水口貴博

金銭感覚を身につける30の方法

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お金によるトラブルを経験すると、金銭感覚に変わる。

お金によるトラブルを経験すると、金銭感覚に変わる。 | 金銭感覚を身につける30の方法

お金について勉強するためには、トラブルも大切です。

「お金は怖いな」ということを知るために、一度トラブルを経験して、本質を知ることです。

お金は、生き物ではありませんから、動きも、しゃべりも、話したりもしません。

単なる道具です。

しかし、たった100円玉1つで、人間は大喧嘩をすることがあるのです。

たとえば、お金の貸し借りで喧嘩をして、友人を失うという経験です。

一度ひどい経験をすれば、お金の怖さがよくわかります。

特に自分で稼いだお金を通じて、貸し借りのトラブルが発生したとき、大変な怒りを感じることでしょう。

自分が苦労して稼いだお金だけに、その怒りは想像をはるかに超えるものです。

テレビでは、金銭問題で裁判になったり喧嘩になったりするケースをよく見かけます。

学生時代の私は「それくらいのお金で大喧嘩しなくてもいいのに」と、のんきなことを考えていました。

しかし、自分が仕事をするようになって稼ぐようになると、その気持ちもわかるようになるのです。

たった100円でも、血と汗と涙の混じっているお金だけに、そのトラブルも怖いのです。

私の両親も「お金は怖いぞ。使い方には十分注意しなさい」と、厳しく言います。

2人ともお金によるトラブルを経験したことがあるから、その怖さを十分に痛感しています。

教科書から学べることではないのです。

生で体験して初めてわかること。

もしあなたがお金のトラブルに見舞われたときには、相手ばかりを攻めるのではいけません。

お金は、本来怖いものなのです。

その怖さを知らなかった自分に対して、勉強不足であったと気づきましょう。

自分の勉強不足に怒りを感じ、未然に防ぐことができなかった自分に対して反省しましょう。

「お金はこれほど怖いものなんだ」

「自分の勉強不足が情けない」

「今度からは、お金のやりとりの対策を立てよう」

お金で怒りを感じたときは、金銭感覚を養うチャンスです。

トラブルを経験して、お金の本質が見えてくるのです。

金銭感覚を身につける方法(17)
  • お金の怖さを知る。
金銭感覚を身につける理由は、心配を小さく、幸せを大きくするためである。

金銭感覚を身につける30の方法

金銭感覚を身につける30の方法
  1. 人間は、金銭感覚がゼロの状態で生まれてきた。
    人間は、金銭感覚がゼロの状態で生まれてきた。
  2. 自分で働いて稼いだお金で、生活をする!
    自分で働いて稼いだお金で、生活をする!
  3. 親のお金で生活しているうちは、本当の金銭感覚は絶対に身につかない。
    親のお金で生活しているうちは、本当の金銭感覚は絶対に身につかない。
  4. 苦労は、あなたがしないと意味がない。<br>苦労した経験が、金銭感覚に変わっていく。
    苦労は、あなたがしないと意味がない。
    苦労した経験が、金銭感覚に変わっていく。
  5. 痛みから回避することとなると、人間は底力を発揮する。
    痛みから回避することとなると、人間は底力を発揮する。
  6. 「それは本当に必要なのか」
    「それは本当に必要なのか」
  7. 100への道のりは、終わりのない道のり。
    100への道のりは、終わりのない道のり。
  8. 最新を求める人は、お金も貯まらない。
    最新を求める人は、お金も貯まらない。
  9. たくさん儲けようとするのではなく、少なく使う。
    たくさん儲けようとするのではなく、少なく使う。
  10. いらない物を捨てると、お金も節約できる。
    いらない物を捨てると、お金も節約できる。
  11. 身にあまる生活は、浪費への第一歩。
    身にあまる生活は、浪費への第一歩。
  12. 箸が1膳の間にお金を貯めろ。
    箸が1膳の間にお金を貯めろ。
  13. 面倒なことから逃げていると、お金が貯まらなくなる。
    面倒なことから逃げていると、お金が貯まらなくなる。
  14. 物がなくても、人間、生きていけるもの。
    物がなくても、人間、生きていけるもの。
  15. 節約は、ゲームとして考えれば、楽しくなる。
    節約は、ゲームとして考えれば、楽しくなる。
  16. 金銭感覚を磨くことは「痛み」と「後悔」を知ること。
    金銭感覚を磨くことは「痛み」と「後悔」を知ること。
  17. お金によるトラブルを経験すると、金銭感覚に変わる。
    お金によるトラブルを経験すると、金銭感覚に変わる。
  18. 金銭感覚を身につける理由は、心配を小さく、幸せを大きくするためである。
    金銭感覚を身につける理由は、心配を小さく、幸せを大きくするためである。
  19. 節約ができても、幸せを失っては意味がない。
    節約ができても、幸せを失っては意味がない。
  20. 本当に大切なところにお金を使い、どうでも良いところは一切お金を使わない。
    本当に大切なところにお金を使い、どうでも良いところは一切お金を使わない。
  21. 見栄を張るほど、お金は消える。
    見栄を張るほど、お金は消える。
  22. 質素な生活を笑いに変えて、お金も貯めよう。
    質素な生活を笑いに変えて、お金も貯めよう。
  23. お金の使い方に、人となりが表れる。
    お金の使い方に、人となりが表れる。
  24. クレジットカードを使っていると、金銭感覚がおかしくなる。
    クレジットカードを使っていると、金銭感覚がおかしくなる。
  25. ローンを組むときは、長期にするのがおすすめ。
    ローンを組むときは、長期にするのがおすすめ。
  26. 貧乏ではなくても、貧乏だと宣言しておこう。
    貧乏ではなくても、貧乏だと宣言しておこう。
  27. お金の失敗を授業料と考えた瞬間から、金銭感覚へと変わる。
    お金の失敗を授業料と考えた瞬間から、金銭感覚へと変わる。
  28. お金の値段は、世間が決める。<br>物の価値は、自分が決める。
    お金の値段は、世間が決める。
    物の価値は、自分が決める。
  29. 割り勘をやめると、人間関係が長続きする。
    割り勘をやめると、人間関係が長続きする。
  30. お金を拾うのは、お金を助けているのと同じこと。
    お金を拾うのは、お金を助けているのと同じこと。

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