執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のお金の考え方

  • 世の中の不思議。
    学校では、
    お金については教えてくれない。
学校では教えてくれない30のお金の考え方

世の中の不思議。
学校では、お金については教えてくれない。

世界には七不思議といういわれがあり、今の世の中では解決しがたい不可思議なことの代表といわれています。
私がこの七不思議の八番目にしてもいいのではないかと思うくらいの世の中の不思議が、もう1つあります。
それが「お金について学校では教えてくれない」という不可思議な現象です。

お金は、物々交換から誕生した。

私たちは、毎日必ずお金を一度は目にし、使います。
しかし、そんなお金とは何かを本当に理解している人は少ない物です。
なぜお金が誕生したのか、何のためにお金が存在しているのかを初めに知っておく必要があります。

お金とは、世界共通の交換手段。

お金とは、一言でまとめると「手段」と言えます。
自分が欲しい物を手に入れるための「手段」です。
お金という物を交換して手に入れることができます。

お金を上手に使える人は、人生を上手に生きられる人。

現在、日本人が生涯稼ぐ金額は、およそ2億円といわれています。
人によっては、多少の差はあるでしょう。
ある人は1億しか稼げない人もいるでしょうし、またある人は3億も稼ぐ人もいるでしょう。

清貧を心がけよう。

清貧とは、清く貧しいと書きます。
できるだけお金を使わず、できるかぎり豊かで清い使い方をするということです。
節約ももちろん清貧に当たります。

使う目的がないと、お金は意味がない。

お金は常に手段であるということには変わりありません。
物を手に入れるための手段なのです。
何の手段でもかまいません。

お金は、薬以上に強力な精神安定剤。

お金は、常に使う目的があって稼ぎます。
使う目的もないのにただ稼ぐのは、意味のないことです。
自分がもっと人生を豊かにして楽しく生きたい欲求のためにお金を稼ぎ、人生を豊かにします。

お金を持っているから、みんなから好かれるわけではない。
お金を使うときの態度が重要。

お金を払うときに、あなたが頭を下げるか下げないかで周りからの印象はぐっと変わります。
お金を払うときに頭を下げて「ありがとうございました」という人なら、あなたは今以上に印象がよくなります。
しかし、ただ無表情で頭を下げなければ、偉そうに見られてしまい嫌われます。

節約をして、性格が悪くなっては元も子もない。

お金を無駄に使わないために節約はとてもよいことです。
必要以上にお金を使わない姿勢は、あなたが死ぬまで持ち続けていい貴重な「金銭感覚」です。
必要なところにのみお金を使い、関係のないところにはお金を使わないということは、基本中の基本です。

お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて頭を冷やす。

お金を使う人は、常に人間です。
お金の動きを見れば、その人の心の動きがよくわかります。
人間の心理状態に合わせて、お金も使われたり、使われなかったりしています。

見栄のためにお金を使うと、失敗する。

お金は、自分の人生を豊かにするために使うことです。
お金を使って自分が幸せになれるなら、迷うことなく使うことです。
お金を使うときの基準は「自分がハッピーになれるかどうか」です。

自分のお金で勉強すると、よく身につく。

親の援助に頼って勉強するより、身銭を切って勉強したほうが、よく身につきます。
親の援助に頼っていると「親のお金。自分のお金ではない」という意識があるため、勉強するときに気持ちが緩みます。
もちろんまったく勉強ができないわけではありません。

お金は、英語以上の世界共通語。
世界の掛け橋になっている。

世界には日本だけでなく、韓国や中国、アメリカやイタリア、フランス、ロシアとさまざまな国があり、さまざまな人種がいます。
もちろん国によって価値観が違い、物価も変わってきます。
ですが、どんなに価値観が違い、物価が変わろうとも、お金が世界中に行き渡り、仲介していることには変わりありません。

お金の痛みが、その人の強さに変わる。

お金で失敗したときの悔しさを、どうするかです。
誰か他人のせいにするのはよくありません。
せっかくお金を払って得られた貴重な失敗体験が、水の泡になってしまい身につかないからです。

お金は、心の余裕。

お金は、心の余裕です。
お金はあるほど、心に余裕が出てきます。
心に余裕を持たせたければ、お金をたくさん持つことが一番早い話です。

お金という道具そのものに、人生をかけてしまっている人がいる。

お金は道具にすぎません。
自分のほしい物や願いを叶えてくれるための道具にすぎないのです。
自分の欲求が先にあり、その欲求を満たすためにそれ相応のお金が必要なのです。

「けち」と思われる贈り物は逆効果。
高いほうを選んでおけば間違いない。

お歳暮やプレゼントなど、年間の行事には贈り物をする機会が何度かあります。
お歳暮に限ったことではなく、父の日、母の日、誕生日、暑中見舞いなど、数を数えれば結構あります。
こうしたときの贈り物を選ぶ際には、毎回迷ってしまい、最後には「どちらにしようかな」と一番時間を費やしてしまうのです。

お金は働いて得られるもの。
決してもらうものではない。

人は生まれたばかりのころは歩くことさえままなりません。
親からの保護を受け、助けてもらいながら大きく成長します。
子どもが大人になるためには、大人である親の力はとても大きいのです。

1万円多く稼ぐことより、1万円節約するほうが簡単に感じられる。

給料が1万円上がると、いつもより1万円節約できたこととは表現が違うだけで、基本的には同じです。
会社ではたった1万円でも給料はなかなか上げてくれません。
「もっと仕事ができるようになったら給料を上げてやる」

本には、見えない原価がある。

私は本を買うときに、どれも安いなと感じます。
本が出来上がるまでにかかった時間や費用、努力や経験に比べれば、どれも安すぎです。
たった1冊の本を書くためには、作者がたくさんの本を読んで勉強し経験が詰め込まれているわけです。

健康運は、金運とつながっている。

大切なことであるにもかかわらず、ほとんどの人が気づいてないことがあります。
いえ、気づいていたとしても、見て見ぬふりをしている人がほとんどです。
それが「健康」です。

お金は銀行に蓄えるのではなく、知識や知恵に変えて頭の中に蓄える。

お金は動かさないと、幸せになれません。
たまったままのお金では意味がなく、使ってこそ意味があるのです。
お金を貯めているだけでは、それでは単なる精神安定剤にすぎません。

「儲かる」といううまい話には絶対に乗らない。
お金に絶対はない。

下手に儲け話に乗らないほうが、着実にお金は貯まります。
うまい儲け話には乗らず、毎日の仕事を一生懸命にこなすほうが長期で見て着実にお金を稼ぐことができるのです。
ですが一方で、世の中には手っ取り早くお金を稼げるという甘いうたい文句があります。

この世は、お金中心で回っている世界。
お金で解決できることのほうが多い世の中だ。

「世の中、お金じゃないから」
「お金ですべては買えないよ」
「人生、お金がすべてではない」

お金に苦労しない人ほど「給料」より「成長」を欲しがっている。

お金で苦労をしない人は考え方から違います。
「給料が欲しい」ではなく「成長が欲しい」と考えているのです。
お金そのものが目当てではなく、自分の成長が目当てで仕事をしています。

ギャンブルは、負けるようにできている。

賭けごとやギャンブルを、やらないほうが結果としてお金が貯まります。
ギャンブルは負けることを前提として成り立っていますから、最後には損をするものと考えることです。
州公認のギャンブル施設がある世界的な歓楽地といえば、ギャンブルの町「ラスベガス」です。

ギャンブルは「儲けたい金額」より「損をしていい金額」を決めてから始めること。

負けるようにできているギャンブルですが、やってはいけないわけではありません。
ギャンブルは、お金を払って「はらはらどきどき」という時間を買う行為です。
ギャンブルは賭けごとであって、ほとんどが運に左右されるものであり、本人の努力は関係ありません。(パチンコ、株投資は除く)

貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。

むやみに貯金をしていると、守りの人生になります。
「もしものときのために」
そう思っていると、お金を使うことを控えるという保守的な構えになります。

お金の失敗は早いうちにさせておくこと。
大人になってからのお金の失敗は痛い。

お金で失敗をして自分を責める暇があるなら、失敗から教訓を学びましょう。
お金の失敗は、誰でも必ずあります。
最初は、お金の使い方や危険性がよくわからないため、いろいろ苦しむ経験をするでしょう。

お金を気持ちに変えよう。
プレゼントをして感謝をすれば、もっと幸せになれる。

お金の上手な使い方の1つに、プレゼントを贈るという使い方があります。
自分がお世話になっている人に、プレゼントを贈って感謝の気持ちを伝えましょう。
両親や友人、恋人など「ありがとう」という感謝の気持ちを、プレゼントという形に変えて伝えるととても喜ばれます。

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