執筆者:水口貴博

金銭感覚を身につける30の方法

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節約ができても、幸せを失っては意味がない。

節約ができても、幸せを失っては意味がない。 | 金銭感覚を身につける30の方法

あなたは、節約をどう考えていますか。

節約を心がけようとすると、たいてい次の2通りのどちらかになります。

  1. 節約するために幸せを制限する
  1. 幸せになるために節約する

さて、基本的なことですが、どちらが大切か、もうおわかりですね。

もちろん(2)「幸せになるために節約する」ということが、本来の節約の目的です。

しかし、ときどき節約ばかりで頭がいっぱいになり「(1)節約するために幸せを制限する」の状態になっている人を見かけます。

少しでも安い物を買うために、遠くのスーパーへ出かけ、支度に間に合わず、家族の夕飯に差し支えるのでは意味がありません。

節約するためには、何もしないことが一番ですが、何もしない生活も寂しい。

安いものばかりのため、食事が偏ってしまい、健康を失っては意味がありません。

節約のために、電話をすべて解約して、友人を失うことになっては本末転倒です。

交際費を削るために友人を捨てては、幸せはどこで感じるのでしょうか。

節約は、あまりに過度になると、幸せを奪っていく作用があることに注意が必要です。

「節約するために幸せを制限する」のではありません。

「幸せになるために節約する」のです。

節約ができても「不幸だ」と感じてしまうなら、改善の必要があると考えましょう。

金銭感覚を身につける方法(19)
  • 幸せを奪うほどの過度の節約には、気をつける。
本当に大切なところにお金を使い、どうでも良いところは一切お金を使わない。

金銭感覚を身につける30の方法

  1. 人間は、金銭感覚がゼロの状態で生まれてきた。
  2. 自分で働いて稼いだお金で、生活をする!
  3. 親のお金で生活しているうちは、本当の金銭感覚は絶対に身につかない。
  4. 苦労は、あなたがしないと意味がない。
    苦労した経験が、金銭感覚に変わっていく。
  5. 痛みから回避することとなると、人間は底力を発揮する。
  6. 「それは本当に必要なのか」
  7. 100への道のりは、終わりのない道のり。
  8. 最新を求める人は、お金も貯まらない。
  9. たくさん儲けようとするのではなく、少なく使う。
  10. いらない物を捨てると、お金も節約できる。
  11. 身にあまる生活は、浪費への第一歩。
  12. 箸が1膳の間にお金を貯めろ。
  13. 面倒なことから逃げていると、お金が貯まらなくなる。
  14. 物がなくても、人間、生きていけるもの。
  15. 節約は、ゲームとして考えれば、楽しくなる。
  16. 金銭感覚を磨くことは「痛み」と「後悔」を知ること。
  17. お金によるトラブルを経験すると、金銭感覚に変わる。
  18. 金銭感覚を身につける理由は、心配を小さく、幸せを大きくするためである。
  19. 節約ができても、幸せを失っては意味がない。
  20. 本当に大切なところにお金を使い、どうでも良いところは一切お金を使わない。
  21. 見栄を張るほど、お金は消える。
  22. 質素な生活を笑いに変えて、お金も貯めよう。
  23. お金の使い方に、人となりが表れる。
  24. クレジットカードを使っていると、金銭感覚がおかしくなる。
  25. ローンを組むときは、長期にするのがおすすめ。
  26. 貧乏ではなくても、貧乏だと宣言しておこう。
  27. お金の失敗を授業料と考えた瞬間から、金銭感覚へと変わる。
  28. お金の値段は、世間が決める。
    物の価値は、自分が決める。
  29. 割り勘をやめると、人間関係が長続きする。
  30. お金を拾うのは、お金を助けているのと同じこと。

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