執筆者:水口貴博

金銭感覚を身につける30の方法

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箸が1膳の間にお金を貯めろ。

箸が1膳の間にお金を貯めろ。 | 金銭感覚を身につける30の方法

韓国のことわざに、お金に関するこんな言葉があります。

「箸が1膳の間にお金を貯めろ」

箸が1膳ということは、つまりまだ結婚をしていない状態のことです。

独り者が生活するときには、箸は1膳です。

この箸が1膳の独り身のときこそ、お金を貯めるチャンスですよという意味です。

結婚をすれば、夫と妻とで生活のために、お金を共有しなくてはならなくなります。

子どもが生まれれば育児のためにお金が必要になり、小学中学にもなれば今度は塾や習い事などの教育費が必要です。

保険にも、もちろんお金がかかることでしょう。

食費も増え、衣類にお金もかかり、家賃にお金もかかるようになります。

面倒を見なければいけないことが増え、悩みは増え、ストレスも増えます。

減るのは、お金ばかり。

箸が2膳、3膳、4膳と増えていくほど出費が増えて、自分が自由に使えるお金が減っていきます。

独り身は、自由にお金が使え、またお金を貯めるチャンスなのです。

自分で稼いだお金はすべて自分に使うことができ、独り身ほど節約できる時期もありません。

出費をしなければならないイベントが、これほど少ないときはない。

いずれ結婚すれば、お金を使わざるを得ないことばかりが続きます。

独り身といえば、寂しいイメージを持っている人が多いのですが、自分のために自由に使える最後のチャンスなのです。

金銭感覚を身につける方法(12)
  • 独り身の間に、お金を貯めておく。
面倒なことから逃げていると、お金が貯まらなくなる。

金銭感覚を身につける30の方法

  1. 人間は、金銭感覚がゼロの状態で生まれてきた。
  2. 自分で働いて稼いだお金で、生活をする!
  3. 親のお金で生活しているうちは、本当の金銭感覚は絶対に身につかない。
  4. 苦労は、あなたがしないと意味がない。
    苦労した経験が、金銭感覚に変わっていく。
  5. 痛みから回避することとなると、人間は底力を発揮する。
  6. 「それは本当に必要なのか」
  7. 100への道のりは、終わりのない道のり。
  8. 最新を求める人は、お金も貯まらない。
  9. たくさん儲けようとするのではなく、少なく使う。
  10. いらない物を捨てると、お金も節約できる。
  11. 身にあまる生活は、浪費への第一歩。
  12. 箸が1膳の間にお金を貯めろ。
  13. 面倒なことから逃げていると、お金が貯まらなくなる。
  14. 物がなくても、人間、生きていけるもの。
  15. 節約は、ゲームとして考えれば、楽しくなる。
  16. 金銭感覚を磨くことは「痛み」と「後悔」を知ること。
  17. お金によるトラブルを経験すると、金銭感覚に変わる。
  18. 金銭感覚を身につける理由は、心配を小さく、幸せを大きくするためである。
  19. 節約ができても、幸せを失っては意味がない。
  20. 本当に大切なところにお金を使い、どうでも良いところは一切お金を使わない。
  21. 見栄を張るほど、お金は消える。
  22. 質素な生活を笑いに変えて、お金も貯めよう。
  23. お金の使い方に、人となりが表れる。
  24. クレジットカードを使っていると、金銭感覚がおかしくなる。
  25. ローンを組むときは、長期にするのがおすすめ。
  26. 貧乏ではなくても、貧乏だと宣言しておこう。
  27. お金の失敗を授業料と考えた瞬間から、金銭感覚へと変わる。
  28. お金の値段は、世間が決める。
    物の価値は、自分が決める。
  29. 割り勘をやめると、人間関係が長続きする。
  30. お金を拾うのは、お金を助けているのと同じこと。

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