執筆者:水口貴博

金銭感覚を身につける30の方法

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「それは本当に必要なのか」

「それは本当に必要なのか」 | 金銭感覚を身につける30の方法

お金を節約するポイントは、ある言葉を自分に対して問いかけることです。

シンプルな言葉ですが、大きな意味を持つ言葉です。

何を問いかけるのかというと、次の一言です。

「それは本当に必要なのか」です。

自分で自分に問いかけてください。

買おうとしているものに対して、この言葉を問いかけ、今の自分にとって本当に必要な物かどうかを真剣に考えます。

真剣に考えるというのも、自分で働いて稼いだお金で生活をしていると、自然とできるようになります。

真剣にできるようになっても、さらにもう1つ念入りに、真剣になってほしいのです。

「ないと生きていけない、生活できない、死んでしまう」というところまで考えて、必要か否かを試行錯誤します。

そこまで真剣に考えて、初めて商品を購入するのです。

試行錯誤を繰り返した判断は、それだけ間違いも少ないものです。

早合点は、命取りです。

たしかに時間は節約できますが、無駄なお金を使ってしまう結果になる場合も多い。

衝動買いをする人は、決まってお金が貯まりません。

衝動的に買ってしまうと、ほとんどがいらない物であることに、後から気づいて使わないものです。

お金はなくなり、貯金はなくなります。

一方、部屋にはいらない物が増えるばかりです。

商品を購入するときに「それは本当に必要なのか」と、もう一度考えましょう。

「代替手段はないか。友人から借りられないか。実はいらないのではないか」と考えて、初めて答えは出てくるのです。

金銭感覚を身につける方法(6)
  • レジへ持っていく前に「それは本当に必要なのか」と、問いかける。
100への道のりは、終わりのない道のり。

金銭感覚を身につける30の方法

  1. 人間は、金銭感覚がゼロの状態で生まれてきた。
  2. 自分で働いて稼いだお金で、生活をする!
  3. 親のお金で生活しているうちは、本当の金銭感覚は絶対に身につかない。
  4. 苦労は、あなたがしないと意味がない。
    苦労した経験が、金銭感覚に変わっていく。
  5. 痛みから回避することとなると、人間は底力を発揮する。
  6. 「それは本当に必要なのか」
  7. 100への道のりは、終わりのない道のり。
  8. 最新を求める人は、お金も貯まらない。
  9. たくさん儲けようとするのではなく、少なく使う。
  10. いらない物を捨てると、お金も節約できる。
  11. 身にあまる生活は、浪費への第一歩。
  12. 箸が1膳の間にお金を貯めろ。
  13. 面倒なことから逃げていると、お金が貯まらなくなる。
  14. 物がなくても、人間、生きていけるもの。
  15. 節約は、ゲームとして考えれば、楽しくなる。
  16. 金銭感覚を磨くことは「痛み」と「後悔」を知ること。
  17. お金によるトラブルを経験すると、金銭感覚に変わる。
  18. 金銭感覚を身につける理由は、心配を小さく、幸せを大きくするためである。
  19. 節約ができても、幸せを失っては意味がない。
  20. 本当に大切なところにお金を使い、どうでも良いところは一切お金を使わない。
  21. 見栄を張るほど、お金は消える。
  22. 質素な生活を笑いに変えて、お金も貯めよう。
  23. お金の使い方に、人となりが表れる。
  24. クレジットカードを使っていると、金銭感覚がおかしくなる。
  25. ローンを組むときは、長期にするのがおすすめ。
  26. 貧乏ではなくても、貧乏だと宣言しておこう。
  27. お金の失敗を授業料と考えた瞬間から、金銭感覚へと変わる。
  28. お金の値段は、世間が決める。
    物の価値は、自分が決める。
  29. 割り勘をやめると、人間関係が長続きする。
  30. お金を拾うのは、お金を助けているのと同じこと。

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