公開日:2022年7月13日
執筆者:水口貴博

大人の対応ができる人になる30の方法

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「下手」「できない」「わからない」が言える大人は、かっこいい。

「下手」「できない」「わからない」が言える大人は、かっこいい。 | 大人の対応ができる人になる30の方法

「下手」「できない」「わからない」が言えない大人は少なくありません。

子どものころは普通に言えていましたが、大人になるにつれて言いにくくなります。

年齢を重ねるにつれて、周りから「できて当然」「知っていて当然」という目で見られます。

尊敬されたい気持ちがあるとなおさらです。

「子どもだと思われそう」「ばかにされるかもしれない」「頭が悪いと思われそう」など、いろいろな不安が頭をよぎる。

シンプルな言葉であるにもかかわらず、正直に言えず、苦労させられます。

大人になると、見栄やプライドが邪魔して「下手」「できない」「わからない」が言えなくなるのです。

しかし、大人であっても、下手なこと・できないこと・わからないことがあって当然です。

万能人間はいません。

たまたま知る機会や学ぶ機会がないまま大人になるのはよくあることです。

それは自分だけでなく、誰にでもあることです。

人によって生まれや育ちは違うのは当然のことであり、たまたま接する機会がないこともあるでしょう。

「下手」「できない」「わからない」の3つを、正直に言えるようになってください。

「車の運転が下手なんですよ」

「暗算ができないんですよ」

「テーブルマナーがわからないんですよ」

恥ずかしいのは最初の1回だけです。

2回目からは、自然と言えるようになります。

子どものころは普通にできていたはずですから、今でもその気になれば必ずできます。

相手から笑われるかもしれませんが、気にする必要はありません。

正直なことなのですから堂々としていればいいことです。

正直に言うことで、心は軽くなり、気持ちも明るくなります。

自分の評価が下がるかもしれないと思うかもしれません。

残念ながら、たしかに評価が下がることもありますが、そうなったとしても気にしないことです。

正直に本当のことを言っているだけです。

正直に言った結果ですから、それはそれで正しい現実になったといえます。

「下手」「できない」「わからない」が言える大人になりましょう。

これは自分を傷つける言葉ではありません。

正直なことなのですから、胸を張って堂々と口にするのが正解です。

「下手」「できない」「わからない」が言える大人は、かっこいいのです。

大人の対応ができる人になる方法(3)
  • 「下手」「できない」「わからない」が言える大人になる。
挨拶をして返してこない人にはどうするか。

大人の対応ができる人になる30の方法

  1. 不機嫌になるところを笑顔で対応するとき、あなたは大人に成長する。
  2. 批判に批判で返すのは、子どもの対応。
    批判に感謝で返すのが、大人の対応。
  3. 「下手」「できない」「わからない」が言える大人は、かっこいい。
  4. 挨拶をして返してこない人にはどうするか。
  5. 同じことを2回言わされることになっても、文句を言わない。
  6. 大げさな表現に要注意。
    大げさな数字や言葉は使えば使うほど、話の信用が低下する。
  7. 法律に反してなくても、モラルに反することはしない。
  8. 多数決で決まったことに文句を言わない。
  9. 無益なアドバイスをもらっても、冷たいリアクションは控えておく。
  10. 断られたとき、捨てゼリフを吐かない。
    断られたときこそ、感じのいいセリフを心がけよう。
  11. 窓口の人だからといって、横柄な態度になっていないか。
  12. 下品な人には、上品に接するのが大人の対応。
  13. 集中している人には、できるだけ声をかけない。
    声をかけるなら、細心の注意を払う。
  14. うっかり言いすぎたときは、すぐ発言を撤回して謝る。
  15. お使いを頼んで違った商品を購入されても、腹を立ててはいけない。
  16. 電話で「お世話になっております」と言っておきながら名前を伺うのは不自然。
  17. 社交辞令を言うのはいい。
    社交辞令ばかり言うのがいけない。
  18. 「ゆっくり」を意識するだけでは不十分。
    スピードを調整できてこそ、大人。
  19. 品のある人とそうでない人の差は、食べ放題のとき現れる。
  20. 謝罪のときは、余計な言い訳をしないのが、大人の対応。
  21. 予約の間違いがあったとき、ぐだぐだ言わない。
    先にこちらから謝っておくのがスマート。
  22. 人の幸せは、素直に祝福するのが大人の対応。
    劣等感や嫉妬心があっても、余計なことは言わない。
  23. 「そうですね」の一言を省くと、返事がスマートになる。
  24. 大人は「まずい」「つまらない」を「合わない」に言い換える。
  25. 結露の水滴で濡れたテーブルに、腹を立てない。
  26. 「誰のおかげで」と心で思っても、口に出さないこと。
    恩着せがましい人は嫌われる。
  27. 警察官から職務質問で呼び止めても拒まない。
    「市民の義務」として素直に応じる。
  28. 段取りの悪いパーティーは、文句だけ言っても仕方ない。
    許される空気があるなら、できる範囲で協力する。
  29. 離婚報告をすると、みんな暗いリアクションを返す。
    明るい言葉をかけることもあっていい。
  30. 負けたときにかっこいいのは、笑顔で相手の勝利をたたえること。

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