お使いを頼んだとき「これではない」というものを購入されて困ったことはありませんか。
「頼んだのはそれではない。その色ではない。そのサイズではない。そのブランドではない」
大まかな商品としては合っていても、色・サイズ・ブランドが違っていることもあるでしょう。
「黒」「黒っぽい」では意味が変わってきます。
「Mサイズ」と「Lサイズ」と聞き間違えるのはよくあること。
商品のジャンルは同じでも、ブランドが違っていることもあるはずです。
ここで大切なことは2つあります。
「きちんと感謝を伝えること」「自分の指示を反省すること」です。
違った商品を購入されても、腹を立てないことです。
間違えた相手を責めたり叱ったりしません。
少なくともお使いをしてくれたのは事実です。
時間と労力をさいてくれたのですから、相手の労をねぎらい、きちんと感謝を伝えましょう。
間違った商品であることを伝えるときは、感謝の言葉の後に話すといいでしょう。
もちろん相手のことを考え、あえて伝えないでおくのもありです。
次に大切なのは「自分の指示を反省すること」です。
自分の指示の仕方を振り返ってみてください。
相手が間違えたのは、自分の指示に曖昧な点があったからです。
「何でもいいよ」「適当でいいよ」などざっくりした言い方になっていると誤解を招きやすくなります。
色・サイズ・ブランド名を伝え忘れていることもあるでしょう。
振り返ってみると「間違いが起こって当然」と言えるような原因が見つかるはずです。
相手が間違えてしまうような指示をしてしまったことにも反省する点があると言えるでしょう。
反省点が見つかれば、きちんと改善しましょう。
今後は、色・サイズ・ブランド名まで詳細に伝えるようにします。
口頭では聞き間違えが起こりやすいため、紙にリストを書いて渡すほうが間違いありません。
こうした注意点は、プライベートではなく、ビジネスにも通じる話です。
自分の指示に問題があったと思えば、怒りの感情が発生することはありません。