執筆者:水口貴博

大人の対応ができる人になる30の方法

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お使いを頼んで違った商品を購入されても、腹を立ててはいけない。

お使いを頼んで違った商品を購入されても、腹を立ててはいけない。 | 大人の対応ができる人になる30の方法

お使いを頼んだとき「これではない」というものを購入されて困ったことはありませんか。

「頼んだのはそれではない。その色ではない。そのサイズではない。そのブランドではない」

大まかな商品としては合っていても、色・サイズ・ブランドが違っていることもあるでしょう。

「黒」「黒っぽい」では意味が変わってきます。

「Mサイズ」と「Lサイズ」と聞き間違えるのはよくあること。

商品のジャンルは同じでも、ブランドが違っていることもあるはずです。

ここで大切なことは2つあります。

「きちんと感謝を伝えること」「自分の指示を反省すること」です。

きちんと感謝を伝えること

違った商品を購入されても、腹を立てないことです。

間違えた相手を責めたり叱ったりしません。

少なくともお使いをしてくれたのは事実です。

時間と労力をさいてくれたのですから、相手の労をねぎらい、きちんと感謝を伝えましょう。

間違った商品であることを伝えるときは、感謝の言葉の後に話すといいでしょう。

もちろん相手のことを考え、あえて伝えないでおくのもありです。

自分の指示を反省すること

次に大切なのは「自分の指示を反省すること」です。

自分の指示の仕方を振り返ってみてください。

相手が間違えたのは、自分の指示に曖昧な点があったからです。

「何でもいいよ」「適当でいいよ」などざっくりした言い方になっていると誤解を招きやすくなります。

色・サイズ・ブランド名を伝え忘れていることもあるでしょう。

振り返ってみると「間違いが起こって当然」と言えるような原因が見つかるはずです。

相手が間違えてしまうような指示をしてしまったことにも反省する点があると言えるでしょう。

反省点が見つかれば、きちんと改善しましょう。

今後は、色・サイズ・ブランド名まで詳細に伝えるようにします。

口頭では聞き間違えが起こりやすいため、紙にリストを書いて渡すほうが間違いありません。

こうした注意点は、プライベートではなく、ビジネスにも通じる話です。

自分の指示に問題があったと思えば、怒りの感情が発生することはありません。

大人の対応ができる人になる方法(15)
  • お使いを頼んで違った商品を購入されても、腹を立てない。
  • きちんと感謝を伝えたうえで、自分の指示の仕方を反省する。
電話で「お世話になっております」と言っておきながら名前を伺うのは不自然。

大人の対応ができる人になる30の方法

大人の対応ができる人になる30の方法
  1. 不機嫌になるところを笑顔で対応するとき、あなたは大人に成長する。
    不機嫌になるところを笑顔で対応するとき、あなたは大人に成長する。
  2. 批判に批判で返すのは、子どもの対応。<br>批判に感謝で返すのが、大人の対応。
    批判に批判で返すのは、子どもの対応。
    批判に感謝で返すのが、大人の対応。
  3. 「下手」「できない」「わからない」が言える大人は、かっこいい。
    「下手」「できない」「わからない」が言える大人は、かっこいい。
  4. 挨拶をして返してこない人にはどうするか。
    挨拶をして返してこない人にはどうするか。
  5. 同じことを2回言わされることになっても、文句を言わない。
    同じことを2回言わされることになっても、文句を言わない。
  6. 大げさな表現に要注意。<br>大げさな数字や言葉は使えば使うほど、話の信用が低下する。
    大げさな表現に要注意。
    大げさな数字や言葉は使えば使うほど、話の信用が低下する。
  7. 法律に反してなくても、モラルに反することはしない。
    法律に反してなくても、モラルに反することはしない。
  8. 多数決で決まったことに文句を言わない。
    多数決で決まったことに文句を言わない。
  9. 無益なアドバイスをもらっても、冷たいリアクションは控えておく。
    無益なアドバイスをもらっても、冷たいリアクションは控えておく。
  10. 断られたとき、捨てゼリフを吐かない。<br>断られたときこそ、感じのいいセリフを心がけよう。
    断られたとき、捨てゼリフを吐かない。
    断られたときこそ、感じのいいセリフを心がけよう。
  11. 窓口の人だからといって、横柄な態度になっていないか。
    窓口の人だからといって、横柄な態度になっていないか。
  12. 下品な人には、上品に接するのが大人の対応。
    下品な人には、上品に接するのが大人の対応。
  13. 集中している人には、できるだけ声をかけない。<br>声をかけるなら、細心の注意を払う。
    集中している人には、できるだけ声をかけない。
    声をかけるなら、細心の注意を払う。
  14. うっかり言いすぎたときは、すぐ発言を撤回して謝る。
    うっかり言いすぎたときは、すぐ発言を撤回して謝る。
  15. お使いを頼んで違った商品を購入されても、腹を立ててはいけない。
    お使いを頼んで違った商品を購入されても、腹を立ててはいけない。
  16. 電話で「お世話になっております」と言っておきながら名前を伺うのは不自然。
    電話で「お世話になっております」と言っておきながら名前を伺うのは不自然。
  17. 社交辞令を言うのはいい。<br>社交辞令ばかり言うのがいけない。
    社交辞令を言うのはいい。
    社交辞令ばかり言うのがいけない。
  18. 「ゆっくり」を意識するだけでは不十分。<br>スピードを調整できてこそ、大人。
    「ゆっくり」を意識するだけでは不十分。
    スピードを調整できてこそ、大人。
  19. 品のある人とそうでない人の差は、食べ放題のとき現れる。
    品のある人とそうでない人の差は、食べ放題のとき現れる。
  20. 謝罪のときは、余計な言い訳をしないのが、大人の対応。
    謝罪のときは、余計な言い訳をしないのが、大人の対応。
  21. 予約の間違いがあったとき、ぐだぐだ言わない。<br>先にこちらから謝っておくのがスマート。
    予約の間違いがあったとき、ぐだぐだ言わない。
    先にこちらから謝っておくのがスマート。
  22. 人の幸せは、素直に祝福するのが大人の対応。<br>劣等感や嫉妬心があっても、余計なことは言わない。
    人の幸せは、素直に祝福するのが大人の対応。
    劣等感や嫉妬心があっても、余計なことは言わない。
  23. 「そうですね」の一言を省くと、返事がスマートになる。
    「そうですね」の一言を省くと、返事がスマートになる。
  24. 大人は「まずい」「つまらない」を「合わない」に言い換える。
    大人は「まずい」「つまらない」を「合わない」に言い換える。
  25. 結露の水滴で濡れたテーブルに、腹を立てない。
    結露の水滴で濡れたテーブルに、腹を立てない。
  26. 「誰のおかげで」と心で思っても、口に出さないこと。<br>恩着せがましい人は嫌われる。
    「誰のおかげで」と心で思っても、口に出さないこと。
    恩着せがましい人は嫌われる。
  27. 警察官から職務質問で呼び止めても拒まない。<br>「市民の義務」として素直に応じる。
    警察官から職務質問で呼び止めても拒まない。
    「市民の義務」として素直に応じる。
  28. 段取りの悪いパーティーは、文句だけ言っても仕方ない。<br>許される空気があるなら、できる範囲で協力する。
    段取りの悪いパーティーは、文句だけ言っても仕方ない。
    許される空気があるなら、できる範囲で協力する。
  29. 離婚報告をすると、みんな暗いリアクションを返す。<br>明るい言葉をかけることもあっていい。
    離婚報告をすると、みんな暗いリアクションを返す。
    明るい言葉をかけることもあっていい。
  30. 負けたときにかっこいいのは、笑顔で相手の勝利をたたえること。
    負けたときにかっこいいのは、笑顔で相手の勝利をたたえること。

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