公開日:2022年2月24日
執筆者:水口貴博

大人の対応ができる人になる30の方法

  • 批判に批判で返すのは、
    子どもの対応。
    批判に感謝で返すのが、
    大人の対応。
大人の対応ができる人になる30の方法

不機嫌になるところを笑顔で対応するとき、あなたは大人に成長する。

大人の対応とは、どういった対応を言うのでしょうか。
大人になるためには、何を心がければいいのでしょうか。
それは、あなたが不機嫌になった瞬間にあります。

批判に批判で返すのは、子どもの対応。
批判に感謝で返すのが、大人の対応。

あるとき、人から厳しく批判をされることがあります。
「下手だね」
「くだらないね」

「下手」「できない」「わからない」が言える大人は、かっこいい。

「下手」「できない」「わからない」が言えない大人は少なくありません。
子どものころは普通に言えていましたが、大人になるにつれて言いにくくなります。
年齢を重ねるにつれて、周りから「できて当然」「知っていて当然」という目で見られます。

挨拶をして返してこない人にはどうするか。

挨拶をしても無反応の人がいます。
「おはようございます」と挨拶しても返事がありません。
笑顔で明るく挨拶をしてもスルーされます。

同じことを2回言わされることになっても、文句を言わない。

用件があって市役所に電話をすることがあります。
ところが相手は担当ではなく、別の人に電話を替わることがあります。
「○○の件でご質問があるのですが」

大げさな表現に要注意。
大げさな数字や言葉は使えば使うほど、話の信用が低下する。

あなたの身近に「大げさな表現」が口癖になっている人はいませんか。
「命がけでやります!」
「死ぬ気になって頑張ります!」

法律に反してなくても、モラルに反することはしない。

「法を犯していない!」
「きちんと法律は守っている!」
「悪いことをしていなければ、問題はないはずだ」

多数決で決まったことに文句を言わない。

ときどき多数決で決まったことに文句を言う人がいます。
投票の結果、自分の意見が通らず、見送りとなりました。
自分の意見が通らなかったことに納得できず、ぶつぶつ文句を言って騒ぎ立てます。

無益なアドバイスをもらっても、冷たいリアクションは控えておく。

人からアドバイスをもらうことがあるでしょう。
有益なアドバイスであればいいのですが、そうでないこともあります。
無益なアドバイスをもらうことも少なくありません。

断られたとき、捨てゼリフを吐かない。
断られたときこそ、感じのいいセリフを心がけよう。

断られたときや拒まれたとき、去り際に感じの悪い捨てゼリフを吐く人がいます。
「もうこんなところ二度と来るものか!」
「もうあなたには二度と声をかけない!」

窓口の人だからといって、横柄な態度になっていないか。

病院や銀行の窓口で、横柄な態度を見せる人がいます。
ぶしつけな言葉遣い、荒っぽい接し方、非協力的な態度などなど。
会社の中では礼儀正しくても、窓口の人の前では急に態度が悪くなる人がいます。

下品な人には、上品に接するのが大人の対応。

下品な人と接するときは、態度に気をつけましょう。
下品な人は、がさつで乱暴でとげとげしく、不快感があるため、むっとすることが増えるでしょう。
態度や言葉遣いの悪い様子が目立つと、感情が刺激され、いらいらすることが増えます。

集中している人には、できるだけ声をかけない。
声をかけるなら、細心の注意を払う。

集中している人には、できるだけ声をかけないことです。
仕事中や勉強中など「今この人は集中モードだな」とわかることがあるでしょう。
表情や態度に真剣な雰囲気が漂っていると、一目で集中していることが読み取れます。

うっかり言いすぎたときは、すぐ発言を撤回して謝る。

うっかり言いすぎてしまった経験はありませんか。
議論が白熱して言い合う状況になると、つい感情的になるもの。
うっかり言いすぎてしまい、相手を傷つけることがあるでしょう。

お使いを頼んで違った商品を購入されても、腹を立ててはいけない。

お使いを頼んだとき「これではない」というものを購入されて困ったことはありませんか。
「頼んだのはそれではない。その色ではない。そのサイズではない。そのブランドではない」
大まかな商品としては合っていても、色・サイズ・ブランドが違っていることもあるでしょう。

電話で「お世話になっております」と言っておきながら名前を伺うのは不自然。

電話をかけた際、不自然なやりとりがあって首をかしげることがあります。
相手が電話に出て、こちらが名乗ると「お世話になっております」と言われます。
「○○さんはいらっしゃいますでしょうか」と聞くと「はい、少々お待ちください」となります。

社交辞令を言うのはいい。
社交辞令ばかり言うのがいけない。

人付き合いを円滑円満にするための決まり文句といえば「社交辞令」です。
社交辞令を言うことはあってもいいのです。
社交辞令は、大人の挨拶です。

「ゆっくり」を意識するだけでは不十分。
スピードを調整できてこそ、大人。

大人とは、余裕のある人です。
かっこいい大人には、ゆっくり落ち着いた動作があります。
焦ったり慌てたりすることは、大人の品格に反します。

品のある人とそうでない人の差は、食べ放題のとき現れる。

品のある人とない人の差は、どこに現れるのか。
その1つが「食べ放題」です。
レストランのビュッフェでは、よく食べ放題のメニューが用意されています。

謝罪のときは、余計な言い訳をしないのが、大人の対応。

自分が悪いと思ったら、余計な言い訳をせず、素直に謝ることです。
「余計な言い訳をしない」と言うのがポイントです。
「渋滞だったから」

予約の間違いがあったとき、ぐだぐだ言わない。
先にこちらから謝っておくのがスマート。

予約をしていたはずなのに、うまく取れていないことがあります。
よくあるのが、日時がずれているケースです。
たとえば「19時」と伝えたところ、相手には「9時」と聞こえるケースもあります。

人の幸せは、素直に祝福するのが大人の対応。
劣等感や嫉妬心があっても、余計なことは言わない。

大人の対応の1つは、人の幸福に対する言動です。
知人に恋人ができたとき、友人から結婚報告をされたとき、会社の同僚が資格試験に合格したとき。
身近な人に幸せが訪れたとき、素直に祝福せず、ぐちぐち言う人がいます。

「そうですね」の一言を省くと、返事がスマートになる。

スマートな返事をするためには、どうすればいいのでしょうか。
「そうですね」の一言を省いてください。
もちろん「そうですね」の一言が悪いわけでも禁句というわけでもありません。

大人は「まずい」「つまらない」を「合わない」に言い換える。

大人の世界では「まずい」「つまらない」は禁句です。
作り手を傷つける言葉です。
「まずい」「つまらない」という言葉にはとげがあり、不快感を与える可能性があります。

結露の水滴でれたテーブルに、腹を立てない。

カフェで座ろうとしたとき、テーブルが水で濡れていることがあります。
自由席形式のカフェの場合、入れ替わり立ち替わり、お客さんが椅子に座ります。
アイス系の飲み物の場合、結露で水滴ができ、テーブルの上が濡れます。

「誰のおかげで」と心で思っても、口に出さないこと。
恩着せがましい人は嫌われる。

私たちの会話では、事実であっても言わないほうがいい一言があります。
その1つが「誰のおかげで」です。
「誰のおかげで」というフレーズを口にする人がいます。

警察官から職務質問で呼び止めても拒まない。
「市民の義務」として素直に応じる。

あるとき警察官から呼び止められることがあるかもしれません。
職務質問です。
普通に歩いているだけなのに、突然あれこれ質問されたり身の回りをチェックされたりすることになります。

段取りの悪いパーティーは、文句だけ言っても仕方ない。
許される空気があるなら、できる範囲で協力する。

段取りの悪いパーティーがあったとき、どうするかです。
ときどき段取りの悪いパーティーを見かけることがありませんか。
参加したパーティーの段取りが悪くて、目につくことがあります。

離婚報告をすると、みんな暗いリアクションを返す。
明るい言葉をかけることもあっていい。

離婚報告をすると、たいていの人が暗いリアクションを返します。
結婚報告では「おめでとう!」とみんな祝ってくれますが、離婚報告は重くて暗い空気が流れることが多い。
お通夜のようにしんみりした雰囲気になります。

負けたときにかっこいいのは、笑顔で相手の勝利をたたえること。

勝負には勝敗があります。
どうすればかっこいい負け方ができるでしょうか。
負けるとかっこ悪い姿を見せることになると思われがちですが、誤解です。

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