執筆者:水口貴博

大人の対応ができる人になる30の方法

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下品な人には、上品に接するのが大人の対応。

下品な人には、上品に接するのが大人の対応。 | 大人の対応ができる人になる30の方法

下品な人と接するときは、態度に気をつけましょう。

下品な人は、がさつで乱暴でとげとげしく、不快感があるため、むっとすることが増えるでしょう。

態度や言葉遣いの悪い様子が目立つと、感情が刺激され、いらいらすることが増えます。

自分まで下品な人と接していると、つい自分まで下品になりやすい。

「下品な人には下品に接してもいいだろう」と油断することもあるかもしれません。

しかし、ここが大切な場面です。

下品な人の影響を受け、自分まで態度や言葉遣いが悪くなるのはよくありません。

精神レベルは、同じ者同士がぶつかるようになっています。

自分まで態度や言葉遣いが悪くなると、自分まで「下品な人」になってしまい「相手と同レベル」ということになります。

これほど残念なことはありません。

一般的に下品な人は、社会的地位の低い人が目立ちます。

自分の弱さを補うために威張り散らして、強そうに振る舞っているだけのこと。

つまり、虚勢を張っているにすぎないのです。

下品な人には、上品に接しよう

下品な人にはどう接すればいいのでしょうか。

心がけることはシンプルです。

下品な人にも、上品に接しましょう。

相手が乱暴な言葉遣いを使ってきても、自分は丁寧な言葉遣いで返します。

相手の態度が偉そうでも、自分は穏やかな態度で接します。

たとえ相手が威嚇するようなそぶりを見せてきても、穏やかに落ち着いて接しましょう。

下品な人から下品な影響を受けやすいなら、その逆もあります。

あなたがとことん上品に接していれば、相手もあなたの上品な振る舞いから影響を受けます。

とことん上品に接していると「これではらちがあかない」と思い始めます。

だんだん相手も態度や言葉遣いが柔らかくなっていくのです。

品格とは、人格を表すもの

人として素晴らしくいたいなら、品格だけは失わないことです。

品格とは何か。

品性の高さを表すものだけではありません。

品格とは、人格を表すもの。

品格が高ければ、心と精神が豊かになり、人間性も高くなります。

下品な人と接するときでも、品格だけは保つことが大切です。

もしあなたが下品な人にも上品に接することができたなら、社会的な成功を収める可能性が高くなります。

下品な人には、上品に接するのが大人の対応なのです。

大人の対応ができる人になる方法(12)
  • 下品な人には、上品に接する。
集中している人には、できるだけ声をかけない。
声をかけるなら、細心の注意を払う。

大人の対応ができる人になる30の方法

  1. 不機嫌になるところを笑顔で対応するとき、あなたは大人に成長する。
  2. 批判に批判で返すのは、子どもの対応。
    批判に感謝で返すのが、大人の対応。
  3. 「下手」「できない」「わからない」が言える大人は、かっこいい。
  4. 挨拶をして返してこない人にはどうするか。
  5. 同じことを2回言わされることになっても、文句を言わない。
  6. 大げさな表現に要注意。
    大げさな数字や言葉は使えば使うほど、話の信用が低下する。
  7. 法律に反してなくても、モラルに反することはしない。
  8. 多数決で決まったことに文句を言わない。
  9. 無益なアドバイスをもらっても、冷たいリアクションは控えておく。
  10. 断られたとき、捨てゼリフを吐かない。
    断られたときこそ、感じのいいセリフを心がけよう。
  11. 窓口の人だからといって、横柄な態度になっていないか。
  12. 下品な人には、上品に接するのが大人の対応。
  13. 集中している人には、できるだけ声をかけない。
    声をかけるなら、細心の注意を払う。
  14. うっかり言いすぎたときは、すぐ発言を撤回して謝る。
  15. お使いを頼んで違った商品を購入されても、腹を立ててはいけない。
  16. 電話で「お世話になっております」と言っておきながら名前を伺うのは不自然。
  17. 社交辞令を言うのはいい。
    社交辞令ばかり言うのがいけない。
  18. 「ゆっくり」を意識するだけでは不十分。
    スピードを調整できてこそ、大人。
  19. 品のある人とそうでない人の差は、食べ放題のとき現れる。
  20. 謝罪のときは、余計な言い訳をしないのが、大人の対応。
  21. 予約の間違いがあったとき、ぐだぐだ言わない。
    先にこちらから謝っておくのがスマート。
  22. 人の幸せは、素直に祝福するのが大人の対応。
    劣等感や嫉妬心があっても、余計なことは言わない。
  23. 「そうですね」の一言を省くと、返事がスマートになる。
  24. 大人は「まずい」「つまらない」を「合わない」に言い換える。
  25. 結露の水滴で濡れたテーブルに、腹を立てない。
  26. 「誰のおかげで」と心で思っても、口に出さないこと。
    恩着せがましい人は嫌われる。
  27. 警察官から職務質問で呼び止めても拒まない。
    「市民の義務」として素直に応じる。
  28. 段取りの悪いパーティーは、文句だけ言っても仕方ない。
    許される空気があるなら、できる範囲で協力する。
  29. 離婚報告をすると、みんな暗いリアクションを返す。
    明るい言葉をかけることもあっていい。
  30. 負けたときにかっこいいのは、笑顔で相手の勝利をたたえること。

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