執筆者:水口貴博

大人の対応ができる人になる30の方法

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社交辞令を言うのはいい。社交辞令ばかり言うのがいけない。

社交辞令を言うのはいい。社交辞令ばかり言うのがいけない。 | 大人の対応ができる人になる30の方法

人付き合いを円滑円満にするための決まり文句といえば「社交辞令」です。

社交辞令を言うことはあってもいいのです。

社交辞令は、大人の挨拶です。

社交辞令を言われて嫌な人はいません。

本心の言葉ではないものの、嬉しい褒め言葉を言われると、誰でも笑みを浮かべるでしょう。

相手の調子に合わせれば、話もスムーズに進みます。

場が明るくなったり雰囲気が良くなったりして、円滑なコミュニケーションにつながるでしょう。

社会では社交辞令が欠かせないスキルとなっています。

しかし、社交辞令を言うのはいいのですが、過度には注意してください。

人間関係に必要な社交辞令も、過度になると逆効果です。

社交辞令ばかりになると、相手は眉をひそめるでしょう。

表面的な会話になってしまい、コミュニケーションを深めていけません。

しらじらしい雰囲気が広がってしまい、薄い人間関係が形成されています。

嫌みな印象が強調され、人から嫌われることになるのです。

社交辞令はスパイスです。

少量だから効果的であって、大量にあると、かえって不快感を与えてしまいます。

社交辞令は、1つや2つ程度にしておくのが賢明です。

大人の対応ができる人になる方法(17)
  • 社交辞令を言うことはあっても、過度にならないよう注意する。
「ゆっくり」を意識するだけでは不十分。
スピードを調整できてこそ、大人。

大人の対応ができる人になる30の方法

  1. 不機嫌になるところを笑顔で対応するとき、あなたは大人に成長する。
  2. 批判に批判で返すのは、子どもの対応。
    批判に感謝で返すのが、大人の対応。
  3. 「下手」「できない」「わからない」が言える大人は、かっこいい。
  4. 挨拶をして返してこない人にはどうするか。
  5. 同じことを2回言わされることになっても、文句を言わない。
  6. 大げさな表現に要注意。
    大げさな数字や言葉は使えば使うほど、話の信用が低下する。
  7. 法律に反してなくても、モラルに反することはしない。
  8. 多数決で決まったことに文句を言わない。
  9. 無益なアドバイスをもらっても、冷たいリアクションは控えておく。
  10. 断られたとき、捨てゼリフを吐かない。
    断られたときこそ、感じのいいセリフを心がけよう。
  11. 窓口の人だからといって、横柄な態度になっていないか。
  12. 下品な人には、上品に接するのが大人の対応。
  13. 集中している人には、できるだけ声をかけない。
    声をかけるなら、細心の注意を払う。
  14. うっかり言いすぎたときは、すぐ発言を撤回して謝る。
  15. お使いを頼んで違った商品を購入されても、腹を立ててはいけない。
  16. 電話で「お世話になっております」と言っておきながら名前を伺うのは不自然。
  17. 社交辞令を言うのはいい。
    社交辞令ばかり言うのがいけない。
  18. 「ゆっくり」を意識するだけでは不十分。
    スピードを調整できてこそ、大人。
  19. 品のある人とそうでない人の差は、食べ放題のとき現れる。
  20. 謝罪のときは、余計な言い訳をしないのが、大人の対応。
  21. 予約の間違いがあったとき、ぐだぐだ言わない。
    先にこちらから謝っておくのがスマート。
  22. 人の幸せは、素直に祝福するのが大人の対応。
    劣等感や嫉妬心があっても、余計なことは言わない。
  23. 「そうですね」の一言を省くと、返事がスマートになる。
  24. 大人は「まずい」「つまらない」を「合わない」に言い換える。
  25. 結露の水滴で濡れたテーブルに、腹を立てない。
  26. 「誰のおかげで」と心で思っても、口に出さないこと。
    恩着せがましい人は嫌われる。
  27. 警察官から職務質問で呼び止めても拒まない。
    「市民の義務」として素直に応じる。
  28. 段取りの悪いパーティーは、文句だけ言っても仕方ない。
    許される空気があるなら、できる範囲で協力する。
  29. 離婚報告をすると、みんな暗いリアクションを返す。
    明るい言葉をかけることもあっていい。
  30. 負けたときにかっこいいのは、笑顔で相手の勝利をたたえること。

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