執筆者:水口貴博

若いうちにやっておくべき30のこと

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痛みが小さい若い時期に、お金の失敗を経験しておくこと。

痛みが小さい若い時期に、お金の失敗を経験しておくこと。 | 若いうちにやっておくべき30のこと

若いうちなら、お金の失敗も軽くてすみます。

  • 100円落とした
  • 財布を落とした
  • 貸したお金を返してもらえない
  • お金が原因で、友人と喧嘩した
  • 安物を買ったばかりに、すぐ壊れてしまった
  • 衝動買いをしてしまった
  • 見栄を張ったため、必要もないのに買ってしまった

どれもお金に関する失敗ばかりですが、子どものころはどれも致命的な傷になることはありません。

100万円もの単位での失敗ではなく、たかだか100円や1,000円程度です。

大きな金額でも、1万円くらいでしょう。

同じ失敗でも金額の大きさによって、傷の深さが違います。

子どものころは大金を持つ機会がないため、お金の失敗をしても金額的には大きくはありません。

金銭的には小さな痛みで済ませることができる特別な時期なのです。

しかし、幼い子どもには、たかだか100円の失敗でも大きな失敗と感じます。

扱う金額が小さい分、100円でさえも大きなお金で失敗してしまったと思ってしまうのです。

これが若い時期だからこそ得られる特別な感性です。

子どものころには、できるだけたくさんのお金の失敗をしておくことです。

子どものころにお金に触る機会がないと、お金の勉強不足のため、大人になってから苦しみます。

学校では肝心のお金の勉強はしてくれず、ほったらかしです。

誰しもお金の勉強が不足しています。

お金の勉強不足を解消するために、痛みが小さい子どもの時期から小さなお金の失敗をしておくほうがいいのです。

「子どもがお金を持つものじゃありません」

こういうことをいう親は結局子どもにお金の勉強をさせる機会を奪ってしまっているのです。

痛みが小さくてすむ子どもの時期だからこそお金を持たせ、失敗をさせて考えさせる機会を持たせたほうがいいわけです。

子どものころの失敗は、許される時期ですから、痛みが小さいうちにトラブルを経験しておくほうが、使い方が上手になるのです。

若いうちにやっておくべきこと(28)
  • 子どものうちに、お金の失敗をたくさん経験しておく。
自分探しとは、何かに近づくこと。

若いうちにやっておくべき30のこと

  1. 若い時期だからこそ、できることがある。
  2. 若いうちなら、失敗も許される。
  3. 三日坊主で、自分を知る。
  4. 好きなことを知れば、迷うことはなくなる。
  5. 好きなことをたくさんして、得意なことに変えてしまう。
  6. 好きなことをやって、エネルギーを技に変えよう。
  7. 幸せな死の瞬間から遡って、今、どうすればいいのかを考えることが大切。
  8. 祖父と祖母のいる当たり前の日常を、経験しておく。
  9. 勉強そのものより、勉強の仕方を学ぶ。
  10. 親しい仲の友人を作っておく。
  11. 自分が中心で世界が回っている……わけではない。
  12. 嫌いなことを、好きなことに変えるという努力をする。
  13. 厳しくつらいことは嫌なこと……というわけでもない。
  14. 人と同じようにする努力は、自分をなくしてしまう努力になる。
  15. 好きなことばかりやっていていい。
  16. 若いうちに、自分磨きを精いっぱいしておくこと。
  17. 「どっちでもいい」という答え方を卒業する。
  18. よいことも悪いことも、ずっと続くわけではないことを知る。
  19. 精神的な免疫力をつけておく。
  20. 初めからうまくいくわけがないことを知る。
  21. 本当のスタートは、ゼロからではない。
    マイナスから始まるものなのだ。
  22. 1人の時間をたっぷり経験する。
  23. おしゃべりばかりをやめること。
  24. 今の友人を捨てる。
  25. 一度は、ひどい地獄を経験しておく。
  26. 若いうちこそ、恥ずかしい経験をたくさんしておく。
  27. 夢への階段を踏み外さないこと。
  28. 痛みが小さい若い時期に、お金の失敗を経験しておくこと。
  29. 自分探しとは、何かに近づくこと。
  30. 青春を満喫して、自分の根っこを広げておく。

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