執筆者:水口貴博

若いうちにやっておくべき30のこと

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自分が中心で世界が回っている……わけではない。

自分が中心で世界が回っている……わけではない。 | 若いうちにやっておくべき30のこと

私がまだ10代のころ「反抗期」がありました。

自分の主張を突き通し、ほかの人の意見を聞きませんでした。

自分が中心になって世界が回っていると、勘違いをしていた時期です。

まだ何も知らない私は、親には数え切れないほどの反抗をしていました。

親が作ってくれた食事を食べない。

家族行事には参加しない。

親の言うことは聞かない。

自分が中心と思っていたため、周りの言うことに逆らっていた時期がありました。

思春期に起こる反抗期とは、自己中心的な考えと主観的な考えがあるため、周りの状況が把握できません。

世界が、自分中心で回っていると思い込んでしまうのです。

しかし、それらはすべて勘違いでした。

年を取るにつれて、自分が今ここまで成長ができたのは、たくさんの人のお世話と支えがあったことに気づきます。

10代後半からのアメリカへの留学経験が、自分一人の力では何もできないことを知るきっかけになりました。

手続きも必要です。

親からの資金援助も必要です。

お金の援助、精神的な支え、たくさんの人の協力。

自分一人で何かをしようとしても、できません。

1人で生活するためには、精神的な心の支えが必要で、親からの愛情だと気づいたのです。

自分の力のなさに気づいたとき、思い込んでいた自分中心の考え方は崩壊したのでした。

自分中心で世界が回っていると思うことは、世間を知らない若い時期に経験します。

思春期にたくさんの恥ずかしい反抗をしてきた分、私は逆にその反動があります。

今はありがたみというものが見えてくるようになりました。

まだわかっていない部分もありますが、恥ずかしい経験を若いころにしておくと、気づくきっかけがたくさん出てくるのです。

若いうちにやっておくべきこと(11)
  • 自分中心で世界が回っているという勘違いを、経験しておく。
嫌いなことを、好きなことに変えるという努力をする。

若いうちにやっておくべき30のこと

  1. 若い時期だからこそ、できることがある。
  2. 若いうちなら、失敗も許される。
  3. 三日坊主で、自分を知る。
  4. 好きなことを知れば、迷うことはなくなる。
  5. 好きなことをたくさんして、得意なことに変えてしまう。
  6. 好きなことをやって、エネルギーを技に変えよう。
  7. 幸せな死の瞬間から遡って、今、どうすればいいのかを考えることが大切。
  8. 祖父と祖母のいる当たり前の日常を、経験しておく。
  9. 勉強そのものより、勉強の仕方を学ぶ。
  10. 親しい仲の友人を作っておく。
  11. 自分が中心で世界が回っている……わけではない。
  12. 嫌いなことを、好きなことに変えるという努力をする。
  13. 厳しくつらいことは嫌なこと……というわけでもない。
  14. 人と同じようにする努力は、自分をなくしてしまう努力になる。
  15. 好きなことばかりやっていていい。
  16. 若いうちに、自分磨きを精いっぱいしておくこと。
  17. 「どっちでもいい」という答え方を卒業する。
  18. よいことも悪いことも、ずっと続くわけではないことを知る。
  19. 精神的な免疫力をつけておく。
  20. 初めからうまくいくわけがないことを知る。
  21. 本当のスタートは、ゼロからではない。
    マイナスから始まるものなのだ。
  22. 1人の時間をたっぷり経験する。
  23. おしゃべりばかりをやめること。
  24. 今の友人を捨てる。
  25. 一度は、ひどい地獄を経験しておく。
  26. 若いうちこそ、恥ずかしい経験をたくさんしておく。
  27. 夢への階段を踏み外さないこと。
  28. 痛みが小さい若い時期に、お金の失敗を経験しておくこと。
  29. 自分探しとは、何かに近づくこと。
  30. 青春を満喫して、自分の根っこを広げておく。

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