執筆者:水口貴博

若いうちにやっておくべき30のこと

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勉強そのものより、勉強の仕方を学ぶ。

勉強そのものより、勉強の仕方を学ぶ。 | 若いうちにやっておくべき30のこと

学校の勉強は無理やり勉強させられますが、無駄なことばかりではありません。

勉強は、内容そのものより「勉強の仕方」を指しています。

社会に出て実生活を営んでいくうえで、学校での勉強はその下準備として最低限必要なことです。

足し算や引き算、時計の見方、漢字の読み方や書き方など、どれも大人になってもずっと使い続ける大切なことばかりです。

しかし、これが中学生、高校生、大学生になると、必要ないほどの高度なレベルまで教えようとします。

微分積分、漢文、古文。

日本語の翻訳を読んでも意味がよくわからない英語の勉強。

原子の成り立ちや宇宙の仕組み。

「こんなに難しいことを学んでも、全然役立たない」

そういって学校を中退していく人も多いと聞きます。

しかし、難しい勉強をすることに何の意味があるのかというと、勉強の内容より、勉強の仕方を勉強するためにしているのです。

小学生の勉強はどれも覚えやすいことばかりでしたから、勉強の要領など考える必要はありませんでした。

しかし、高校生や大学生くらいになってくると、勉強の内容だけでなく勉強の仕方を意識する必要が出てきます。

仕方を意識しないと、頭に入らないくらいに難しいからです。

その勉強の「仕方」を学ぶために、極端にレベルの高い勉強をして、力を付けさせようとしているのです。

若いうちにしておかなければならないことは、勉強そのものより、勉強の仕方を学ぶことです。

  • 目標を達成するための考え方
  • 勉強をする習慣
  • 予習と復習の習慣
  • 効率よく覚えるための方法
  • スケジュール管理
  • 効率のよい覚え方

実際にこれらの「勉強方法」は社会に出てからも大いに役立ちます。

もちろん勉強そのものも役立ちますが、勉強の「方法」のほうが社会では応用が利くので登場する機会が多いのです。

社会では不可能を可能とするような課題ばかりが出てきます。

それを乗り越えるために「方法」を若いうちに身につけ、社会で応用を利かせるようにするのです。

それが若いうちにしておかなければならないことの1つです。

若いうちにやっておくべきこと(9)
  • 勉強そのものより、勉強の仕方を学ぶ。
親しい仲の友人を作っておく。

若いうちにやっておくべき30のこと

  1. 若い時期だからこそ、できることがある。
  2. 若いうちなら、失敗も許される。
  3. 三日坊主で、自分を知る。
  4. 好きなことを知れば、迷うことはなくなる。
  5. 好きなことをたくさんして、得意なことに変えてしまう。
  6. 好きなことをやって、エネルギーを技に変えよう。
  7. 幸せな死の瞬間から遡って、今、どうすればいいのかを考えることが大切。
  8. 祖父と祖母のいる当たり前の日常を、経験しておく。
  9. 勉強そのものより、勉強の仕方を学ぶ。
  10. 親しい仲の友人を作っておく。
  11. 自分が中心で世界が回っている……わけではない。
  12. 嫌いなことを、好きなことに変えるという努力をする。
  13. 厳しくつらいことは嫌なこと……というわけでもない。
  14. 人と同じようにする努力は、自分をなくしてしまう努力になる。
  15. 好きなことばかりやっていていい。
  16. 若いうちに、自分磨きを精いっぱいしておくこと。
  17. 「どっちでもいい」という答え方を卒業する。
  18. よいことも悪いことも、ずっと続くわけではないことを知る。
  19. 精神的な免疫力をつけておく。
  20. 初めからうまくいくわけがないことを知る。
  21. 本当のスタートは、ゼロからではない。
    マイナスから始まるものなのだ。
  22. 1人の時間をたっぷり経験する。
  23. おしゃべりばかりをやめること。
  24. 今の友人を捨てる。
  25. 一度は、ひどい地獄を経験しておく。
  26. 若いうちこそ、恥ずかしい経験をたくさんしておく。
  27. 夢への階段を踏み外さないこと。
  28. 痛みが小さい若い時期に、お金の失敗を経験しておくこと。
  29. 自分探しとは、何かに近づくこと。
  30. 青春を満喫して、自分の根っこを広げておく。

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