執筆者:水口貴博

若いうちにやっておくべき30のこと

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初めからうまくいくわけがないことを知る。

初めからうまくいくわけがないことを知る。 | 若いうちにやっておくべき30のこと

子どものころは、たくさんの失敗を経験しておくことが大切です。

失敗に対する精神的な免疫力をつけるためだけでなく、何事も初めからうまくいくわけがないことを知っておくためです。

初めからうまくいくことのほうが珍しく、ほとんどの場合たくさんの失敗や挫折の先にやっと小さな成功があるのです。

「最初から大成功ということがない」ということを知っておくことは「諦めない力」を身につけることと同じです。

諦めない力は、2回や3回の失敗ではすぐ諦めず、うまくいくまで何度もやり続ける意識の持ちようのことを言います。

将来、仕事をするとき(特に新人時代)には、仕事の方法がわからないのでたくさんの失敗をすることでしょう。

上司から怒鳴られながら仕事を続けるためには、まず1回ですべてがうまくいくことは珍しいことを知っておかなければなりません。

できないからとはいえ、すぐさじを投げてしまうことでは、仕事は長続きしません。

そういう人は、1回失敗をしただけで「もうダメだ」と思い、現実から逃げる癖がついています。

本当は、初めからうまくいかないほうが当たり前だというのに、すぐできなかったことに自分で自分を責めてしまうのです。

学校でよい成績を取る人は、それだけたくさんの問題をこなしてきた人です。

たくさんの問題をこなしてきたことで、たくさん間違えて、できないところや弱点を見つけ、克服していったのです。

成績の良い人でも、初めからうまくいっていたわけではなく、たくさん問題を間違えたから、できるようになっていったのです。

初めからうまくいかないことを知り、たくさんの間違いをすることで、正解に近づくものだと考えましょう。

そうすれば、一度や二度の失敗は何でもなくなるのです。

若いうちにやっておくべきこと(20)
  • 1回できなかったくらいで、諦めないようにする。
本当のスタートは、ゼロからではない。
マイナスから始まるものなのだ。

若いうちにやっておくべき30のこと

  1. 若い時期だからこそ、できることがある。
  2. 若いうちなら、失敗も許される。
  3. 三日坊主で、自分を知る。
  4. 好きなことを知れば、迷うことはなくなる。
  5. 好きなことをたくさんして、得意なことに変えてしまう。
  6. 好きなことをやって、エネルギーを技に変えよう。
  7. 幸せな死の瞬間から遡って、今、どうすればいいのかを考えることが大切。
  8. 祖父と祖母のいる当たり前の日常を、経験しておく。
  9. 勉強そのものより、勉強の仕方を学ぶ。
  10. 親しい仲の友人を作っておく。
  11. 自分が中心で世界が回っている……わけではない。
  12. 嫌いなことを、好きなことに変えるという努力をする。
  13. 厳しくつらいことは嫌なこと……というわけでもない。
  14. 人と同じようにする努力は、自分をなくしてしまう努力になる。
  15. 好きなことばかりやっていていい。
  16. 若いうちに、自分磨きを精いっぱいしておくこと。
  17. 「どっちでもいい」という答え方を卒業する。
  18. よいことも悪いことも、ずっと続くわけではないことを知る。
  19. 精神的な免疫力をつけておく。
  20. 初めからうまくいくわけがないことを知る。
  21. 本当のスタートは、ゼロからではない。
    マイナスから始まるものなのだ。
  22. 1人の時間をたっぷり経験する。
  23. おしゃべりばかりをやめること。
  24. 今の友人を捨てる。
  25. 一度は、ひどい地獄を経験しておく。
  26. 若いうちこそ、恥ずかしい経験をたくさんしておく。
  27. 夢への階段を踏み外さないこと。
  28. 痛みが小さい若い時期に、お金の失敗を経験しておくこと。
  29. 自分探しとは、何かに近づくこと。
  30. 青春を満喫して、自分の根っこを広げておく。

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