12月31日の大みそかを終え、1月1日になると、新しい1年が始まります。
正月を迎えてよくするのは「今年の目標設定」です。
新年を迎えた直後はフレッシュにあふれています。
正月は新しい1年の始まりなので「今年はこんな1年にしたい」と何か目標を立てることが多いでしょう。
「今年は笑顔のあふれる1年にする」
「今年はダイエットを成功させる」
「今年は歴史の勉強に力を入れる」
「今年は海外旅行に行く」
どんな1年にしたいかわくわくしながら考え、新年らしく今年の目標を立てることが多いのではないでしょうか。
ここでよくあるパターンがあります。
年始に立てた目標は、しばらくたつと、だいたい放置されます。
目を輝かせながら「今年はこんな1年にしよう」と意気込んでいたのもつかの間、すぐ意識されなくなります。
数週間後には忘却のかなたに消えています。
目標の内容どころか、目標を立てたことすら忘れられます。
「年始の目標は立てるだけで終わる」が毎年の恒例行事となっている人も多いのではないでしょうか。
これでは目標を立てた意味がありません。
年始に立てた目標を思い出し、重い腰を上げて取り組んでください。
「今年はダイエットを成功させる」という目標を立てたまま放置されているなら、これからダイエットに取り組みましょう。
「今年は歴史の勉強に力を入れる」という目標を立てただけで終わっていても、これから勉強すれば間に合います。
「今年は笑顔のあふれる1年にする」という目標を立てたなら、今からでいいのできちんと笑顔を心がけましょう。
すでに正月から数カ月が経過していてもいいのです。
今年の残りが半年を切っていてもいい。
気を引き締め、怠け心を吹き飛ばしてください。
数カ月あれば、ダイエットも歴史の勉強も笑顔の毎日も実現できます。
たとえ今年の残りが1カ月しかなくても、諦めてはいけません。
時間が十分になくても、今から急いで取り組めば、ぎりぎり間に合うことがあります。
「海外旅行に行く」という目標は、その気になれば、数日で達成できます。
12月中に申し込み、当月中に旅行すれば、目標達成です。
達成できるかわからなくても、ひとまず取り組むことが大切です。
すぐまた忘れそうなら、紙に書いて、目立つところに貼っておくことをおすすめします。
自然と視界に入る工夫をすれば、意識せざるを得なくなります。
目標は、意識してこそ意味があります。
年始に立てた目標を思い出して、きちんと取り組みましょう。