なぜ逃げ癖が出るのか。
その原因の1つは、嫌いなことをしているせいかもしれません。
嫌いなことをしていませんか。
嫌いな仕事、嫌いな勉強、嫌いな練習。
嫌いなことには、不快感や抵抗感があります。
小さなことでもストレスを感じやすくなるでしょう。
嫌いなことには、なかなか積極的になれません。
「嫌だ。やりたくない」と反発する気持ちが生まれ、なかなかやる気が出ず、モチベーションを上げるのも難しいでしょう。
人目がなければ、すぐ怠け癖が出てしまうのではないでしょうか。
もちろん嫌いなことでも、ポジティブ思考で頑張ることも可能ですが、限界もあります。
まったく価値観の合わないことは、短期的に続けることはできても、長期的に続けるのは難しいでしょう。
そもそも生理的に受け付けないことは、いくらポジティブに考えても、体が勝手に拒否反応を示します。
鳥肌が立ったり吐き気がしたりすることもあるかもしれません。
心理的であれ生理的であれ、嫌いなものは嫌い。
無理やり嫌いなことをしていると、心の傷やトラウマになり、ますます嫌いな気持ちがエスカレートします。
学校の給食で、無理やり嫌いな食べ物を食べさせられた結果、好きになったという人は聞いたことがありません。
嫌いなことは、逃げたくなるのが自然の摂理なのです。
大切なことは「何をするか」です。
逃げ癖を直したいなら、好きなことをするようにしましょう。
好きなことは自分の心と一致しています。
自分と相性がよく、心が強く引かれ、自然と明るい気持ちになれます。
好きなことなら、わくわくしながら積極的に取り組めます。
心地よく感じたり、楽しく面白く感じたり、リラックスができたりするでしょう。
好きなことは自然と積極的な気持ちになれます。
「もっと知りたい」「もっと上達したい」「もっと極めたい」という気持ちが出てきて、集中力を発揮できます。
わからないことがあっても、好きなことなら調べたくなります。
難しいことがあっても、気合と根性で乗り越えたくなります。
嫌いなことをしなければいけない状況もありますが、できるだけ好きなことをするようにしてください。
逃げ癖を直すのもいいですが、そもそも好きなことをしていれば、逃げたくなることがありません。
逃げるどころか、むしろ追いかけたくなるでしょう。
嫌いなことは、逃げたくなるのが自然の摂理。
好きなことは、追いかけたくなるのが自然の摂理なのです。