「嫌なことがあると、つい逃げてしまう」
「つらいことがあると、逃げたくなる」
「すぐ逃げてしまう癖のせいで、思うように人生を歩めない」
逃げ癖に悩んでいませんか。
困難に直面したとき、無意識的に逃げてしまうことを「逃げ癖」といいます。
「嫌だ」と思った瞬間、とっさに後ずさりしてしまう。
現実から目をそらし、その場から逃げたくなる。
たしかに逃げ癖があると、チャンスを逃したり、結果を出しにくくなったりするでしょう。
1つのことを長く続けることができないため、スキルや能力を磨いたり、経験や実績を積み上げたりするのが難しくなります。
自然と体が拒否反応を起こすのですから、厄介なのは間違いありません。
メンタルが弱いと、心が折れやすくなって、諦めやすくなります。
すっかり自信をなくしていると「今さら逃げ癖は直せない」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、本当に逃げ癖は直せないのでしょうか。
ここであらためて気づいてほしいことがあります。
逃げ癖とはいえ、しょせん「癖」にすぎません。
ある特定の条件で、無意識に出てしまう動作のこと。
つまり、単なる習慣的動作なのです。
治療困難の病気であれば別ですが、そもそも逃げ癖は、病気ではありません。
単なる癖です。
癖ですから、本人の心がけによって、改善していくことが可能です。
「逃げ癖は直せない」と絶望しないでください。
むしろ逆です。
「癖がついている」という時点で、希望です。
逃げ癖がついているなら、逃げない癖をつけることもできるはずです。
癖の内容を反対にするだけのこと。
癖にすぎないのですから「逃げ癖」を「逃げない癖」に変えるだけです。
もちろん癖なので、一晩で変えるのは難しいでしょう。
ある程度の時間と労力はかかりますが、少なくとも意識と努力を続けていれば、少しずつ逃げない癖に変えていけます。
時にはストレスに耐えて、メンタルを鍛える必要もあります。
逃げない癖をつけるには、コツがあります。
考え方や受け止め方を変えたり、新しい行動パターンを取り入れたりです。
ストレスを感じることでも、考え方や受け止め方を変えるだけで、感じ方がポジティブに変わります。
好きなことから取り組んでいけば、自然とメンタルを鍛えていくことができます。
人は、意識と心がけによって、生まれ変わることが可能です。
癖を直すに時間や労力はかかったとしても、意識と心がけを続けていれば、少しずつ直していけます。
希望を持って改善に取り組みましょう。
「必ず直す!」と決意してください。
あなたが本気になれば、逃げ癖は必ず直せます。