逃げたくなったら、逃げたい気持ちを吐き出しましょう。
心の中で「逃げたい、逃げたい」と叫ぶばかりでは、ストレスもたまる一方。
心にも限界があります。
逃げたい気持ちでいっぱいになると、ストレスに耐えきれなくなり、感情が爆発します。
ひとたび感情が爆発すると、理性と自制心が失われ、逃げずにはいられなくなるのです。
ここで気づいてほしいことがあります。
逃げたい気持ちは、ためるものではありません。
吐き出すものです。
逃げたい気持ちを吐き出すことは、ストレスを吐き出すこと。
感情が収まり、心の中が整理され、逃げたい気持ちが収まります。
逃げたくなったら、逃げたい気持ちを吐き出すようにしてください。
次の2つの方法で、逃げたい気持ちを吐き出していきましょう。
紙に逃げたい気持ちを吐き出しましょう。
ノート・メモ帳・コピー用紙など、何でもかまいません。
逃げ出したい気持ちを言葉にして、書いていきましょう。
気持ちがすっきりするまで、書いて書いて書きまくります。
吐き出すにつれて、どんどん心が軽くなっているでしょう。
書き終わったら、ごみ箱に捨ててしまいましょう。
誰かに見られるのが心配なら、シュレッダーをかけたり、はさみで細かく切ったりするといいでしょう。
ごみ箱に捨てることで「吐き出しが完了!」と快感が得られ、気持ちの区切りをつけることができます。
人に聞いてもらうのもいい方法です。
親や友人など、心を許せる人に逃げたい気持ちを思いきり話してみましょう。
ただ聞いてもらうだけでかまいません。
「こういうことがあって本当に苦しい」
あなたをよく知る人なら、長時間であっても、とことん話を聞いてもらえるはずです。
ストレートに話せば、何かアドバイスをもらえるかもしれません。
親や友人に聞いてもらうのに抵抗があるなら、電話相談・カウンセリング・インターネットを利用するのも1つの方法です。
面識のある人だから話しやすいこともあれば、逆に面識のない人だからこそ話しやすいこともあるでしょう。
世の中には無償・有償にかかわらず、相談サービスが存在しています。
話を聞くプロなら、気兼ねなく、徹底的に聞いてもらえます。
あらかじめインターネットで評判を確認しておけば、騙される心配もないはずです。
プライバシーが心配なら、インターネットなど、匿名でも利用できる相談サービスを利用すればいいでしょう。
インターネットは玉石混交ですが、気持ちを吐き出すだけなら、悪くないツールのはずです。
どちらの方法もおすすめです。
あまりに逃げたい気持ちが強いなら、両方を試してみるのもいいでしょう。
逃げたい気持ちは、あらゆる手段を使って、どんどん吐き出しましょう。
「逃げたい気持ちは、ためるものではなく、吐き出すもの」と意識しながら、ストレスを発散させていきましょう。
気づけば心が軽くなり「もう少し頑張ってみよう」という考えに変わっているはずです。