執筆者:水口貴博

逃げ癖を直す30の方法

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目標を作ると、逃げ癖が半減する。

目標を作ると、逃げ癖が半減する。 | 逃げ癖を直す30の方法

逃げ癖を直す方法の1つとして、目標の設定が有効です。

もちろん目標がなくても取り組むことは可能です。

「やれるだけやる」

「がむしゃらに頑張る」

「とにかく全力を出し切ろう」

そうした取り組み方も悪くないでしょう。

とにかく上を目指して、一心不乱に頑張るのも悪くありません。

また、マイペースを大切にするため、あえて目標を作らない人もいるでしょう。

目標がなければ、余計なストレスに悩まされることがなくなります。

目標に振り回されず、自分らしく仕事をしたいなら、あえて目標を作らないのも1つの方法です。

しかし、目標がないと、どこまで頑張っていいかわかりません。

延々と果てしなく続く道を進んでいるような錯覚を覚えます。

砂漠の中を歩いているような絶望感に苦しむことも少なくありません。

「どこまで行けばいいのか」「あとどれだけ頑張ればいいのか」と不安を覚え、逃げ癖につながるのです。

そこで役立つのが「目標」です。

目標とは、ノルマであり、ターゲットであり、フィニッシュポイントです。

目標があると、目指すべき地点が明確になります。

目標があると、積極的に取り組めます。

目標があると、頑張るにつれて、少しずつ目標に近づく感覚が得られるので、モチベーションを保ちやすくなります。

たとえ大きなストレスがあっても、根気で踏ん張ることができ、乗り越えやすくなるのです。

たとえば、営業の仕事なら「1日に10件を訪問する」「1日に100本の電話をかける」といった目標を作るといいでしょう。

営業が嫌になって逃げたくなっても「あと少しだから頑張ろう」と自分を奮い立たせることができます。

勉強なら「1日300問の問題を解く」「1週間に最低でも40時間は勉強をする」といった目標はいかがでしょうか。

怠け心が出てきても、目標があるおかげで「ここでサボるわけにはいかない!」と邪念を振り払えるようになります。

ランニングであれば「1週間に25キロは走る」「1カ月100キロを走る」といった目標が効果的です。

苦しい場面があっても「ここで諦めるにはいかない!」という気持ちが湧いて、気力を振り絞れます。

もちろん目標とはいえ、達成困難や実現不可能なものは避けたほうがいいでしょう。

「少し頑張れば達成できる」という現実的な目標が適切です。

適切な目標は励みになるため、逃げ癖の改善に役立ちます。

「千里の道も1歩から」という格言があるように、小さなことをこつこつ積み重ねていくことが大切です。

小さな目標を積み重ねていけば、いずれ大きな目標を達成できるでしょう。

逃げ癖を直す方法(7)
  • 適切な目標を作って、励みにする。
目標に期限を作ると、逃げ癖が直る。

逃げ癖を直す30の方法

逃げ癖を直す30の方法
  1. 逃げ癖がついているなら、逃げない癖をつけることもできるはずだ。
    逃げ癖がついているなら、逃げない癖をつけることもできるはずだ。
  2. なぜ逃げ癖は悪いのか。<br>逃げ癖の悪影響とは何か。
    なぜ逃げ癖は悪いのか。
    逃げ癖の悪影響とは何か。
  3. 逃げ癖が出やすい場面を把握しておこう。
    逃げ癖が出やすい場面を把握しておこう。
  4. 仕事リストを作成するだけで、逃げ癖の改善に一歩近づける。
    仕事リストを作成するだけで、逃げ癖の改善に一歩近づける。
  5. 記録をつける習慣は、逃げ癖の改善につながる。
    記録をつける習慣は、逃げ癖の改善につながる。
  6. 逃げ癖は、すぐ直さなくていい。<br>少しずつ直していけばいい。
    逃げ癖は、すぐ直さなくていい。
    少しずつ直していけばいい。
  7. 目標を作ると、逃げ癖が半減する。
    目標を作ると、逃げ癖が半減する。
  8. 目標に期限を作ると、逃げ癖が直る。
    目標に期限を作ると、逃げ癖が直る。
  9. 高い目標は、低くしよう。<br>大きな課題は、小さく分けよう。
    高い目標は、低くしよう。
    大きな課題は、小さく分けよう。
  10. 悪いほうに考えない。<br>何事も良いほうに考える癖をつけよう。
    悪いほうに考えない。
    何事も良いほうに考える癖をつけよう。
  11. マイナス面を見ているから、逃げたくなる。<br>プラス面を見れば、追いかけたくなる。
    マイナス面を見ているから、逃げたくなる。
    プラス面を見れば、追いかけたくなる。
  12. 自ら逃げ道を断つことで、逃げられなくする。
    自ら逃げ道を断つことで、逃げられなくする。
  13. 逃げたときのリスクやデメリットを考えると、逃げ癖を抑制できる。
    逃げたときのリスクやデメリットを考えると、逃げ癖を抑制できる。
  14. やる気や元気がなくても取りかかる癖をつければ、逃げ癖が直るのは時間の問題。
    やる気や元気がなくても取りかかる癖をつければ、逃げ癖が直るのは時間の問題。
  15. 慎重になっても、なりすぎないこと。<br>逃げ癖があるからこそ、早く取りかかろう。
    慎重になっても、なりすぎないこと。
    逃げ癖があるからこそ、早く取りかかろう。
  16. 決意表明をしておけば、逃げたくても逃げられなくなる。
    決意表明をしておけば、逃げたくても逃げられなくなる。
  17. 逃げ癖と生活習慣には、深いつながりがある。
    逃げ癖と生活習慣には、深いつながりがある。
  18. 逃げたくなるのは、意志やメンタルが弱いせいとは限らない。<br>本当の原因を探ってみる。
    逃げたくなるのは、意志やメンタルが弱いせいとは限らない。
    本当の原因を探ってみる。
  19. 「逃げたら負け」という言葉で、自分を奮い立たせよう。
    「逃げたら負け」という言葉で、自分を奮い立たせよう。
  20. できなかったところをばかり見ていると、逃げたくなる。<br>できたところを見ていると、もっと頑張りたくなる。
    できなかったところをばかり見ていると、逃げたくなる。
    できたところを見ていると、もっと頑張りたくなる。
  21. 嫌いなことは、逃げたくなるのが自然の摂理。<br>好きなことは、追いかけたくなるのが自然の摂理。
    嫌いなことは、逃げたくなるのが自然の摂理。
    好きなことは、追いかけたくなるのが自然の摂理。
  22. 逃げたい気持ちは、ためるものではなく、吐き出すもの。
    逃げたい気持ちは、ためるものではなく、吐き出すもの。
  23. 憧れのキャラクターと自分とを重ね合わせよう。<br>逃げないで立ち向かう力がみなぎってくる。
    憧れのキャラクターと自分とを重ね合わせよう。
    逃げないで立ち向かう力がみなぎってくる。
  24. 「身銭を切った」という経済的な痛みが、逃げ癖の抑止力になる。
    「身銭を切った」という経済的な痛みが、逃げ癖の抑止力になる。
  25. 正当な言い訳はOK。<br>余計な言い訳はNG。
    正当な言い訳はOK。
    余計な言い訳はNG。
  26. 逃げるべき場面では、素直に逃げよう。
    逃げるべき場面では、素直に逃げよう。
  27. 逃げずに頑張り抜くことで、喜ぶ人たちをイメージしよう。
    逃げずに頑張り抜くことで、喜ぶ人たちをイメージしよう。
  28. 逃げるくらいなら、弱音を吐いてでも誰かに手伝ってもらったほうがいい。
    逃げるくらいなら、弱音を吐いてでも誰かに手伝ってもらったほうがいい。
  29. 強い願望こそ、逃げ癖を直す最高のメソッド。
    強い願望こそ、逃げ癖を直す最高のメソッド。
  30. あなたは自分を誤解している。<br>本当は逃げ癖なんてない。
    あなたは自分を誤解している。
    本当は逃げ癖なんてない。

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