働いて疲れたら、素直に休みましょう。
無理をするのはよくありません。
疲れを感じるのは、しっかり仕事をした証拠です。
疲れは、休まないと回復しません。
きちんと休憩するのも仕事の一環です。
働きながら休むのも不可能ではありませんが、中途半端な回復になります。
しっかり休憩するから、しっかり回復できます。
しっかり休んで回復できれば、再び精力的に仕事ができるでしょう。
肉体的な疲れ・精神的な疲れに関係なく、疲れたら素直に休むことが大切です。
さて、休むのは疲れたときだけではありません。
働いて元気でも、素直に休みましょう。
頑張って働いているにもかかわらず、不思議なことに、ほとんど疲れを感じないときもあるでしょう。
そんなときは「まだいける!」「まだ大丈夫!」「もっと頑張れる!」と思います。
特に仕事の調子がいいときは、不思議な気分の高揚があって、疲れを感じないことがあります。
しかし、疲れを感じていなくて元気であっても、実際はわかりません。
表向きは問題なさそうでも、心や体の中では、ストレスの悪影響が蓄積されている可能性があります。
「休憩したら時間がもったいない」と思うかもしれませんが、誤解です。
休憩は、仕事の準備の一環です。
しっかり休むから、しっかり仕事をできます。
心身をいたわることは、仕事の質と生産性の向上につながります。
疲れが回復するから、再びしっかり仕事に打ち込めるのです。
休みすぎはよくありませんが、働きすぎはもっとよくありません。
休みすぎで健康を損ねることはありませんが、働きすぎは健康を損ねることがあるからです。
無理をすると、そのときはよくても、後からしわ寄せがやってきます。
しばらくして特大のストレスがどかんと押し寄せてくるでしょう。
いったん働きすぎで体調を崩すと、完治に時間がかかることがあります。
数日では直らず、数カ月・数年といった長期にわたることも珍しくありません。
特に長時間労働には要注意です。
長時間労働を美徳と考えている人は、疲れやストレスを軽視する傾向があります。
働きすぎのトラブルを防ぐ対策として、働いて元気でも、素直に休むのが賢明です。
寝るときはぐっすり寝て、エネルギーをチャージしましょう。
リラックスするときはたっぷりリラックスして、ストレスを発散させましょう。
気分転換をするならしっかり気分転換をして、新鮮な気持ちを取り戻しましょう。
疲れの度合いにかかわらず、定期的に休むのが得策です。
休むからこそ、しっかり仕事ができるのです。