新人の気持ちは、常に持ち続けることが大切です。
入社したばかりのころは、誰でも新人の気持ちを持っています。
新人のころは、誰でも初々しい。
言葉・態度に注意しています。
素直で謙虚な気持ちを大切にしています。
日々勉強を心がけ、知識や知恵を深めていきます。
丁寧な挨拶を心がけ、マナーや礼儀作法も大切にしています。
未来に明るい希望を持って、目をきらきら輝かせています。
新人は、誰でも希望と可能性の塊です。
新人が入った職場は、ぱっと明るくなるでしょう。
あなたにもきっとそんな時期があったのではないでしょうか。
ところが、入社してしばらく経つと、だんだん新人の気持ちを忘れてきます。
「少しサボっても大丈夫だよね」
「偉そうな態度をしてもいいよね」
「もうこれ以上、頑張らなくても良いよね」
気持ちが緩んで、心が腐り始めます。
油断が生まれ、向上心が失われます。
新人の気持ちを忘れたら、惰性と堕落の始まりです。
言葉や態度がだらしなくなり、初々しさが消えます。
マナーと礼儀作法が低下して、態度が悪くなります。
先輩風を吹かせて、態度が高飛車になります。
仕事の取り組み方も、最善と全力を尽くす姿勢から、最小限の努力で済ます姿勢へと変わります。
仕事の方向性がぶれているため、なかなか思いどおりに評価もされません。
エスカレートすると、ゆくゆく知性も品性もない人間になってしまいます。
「あの人は能力があるけど、ちょっとね」と、陰でこそこそ言われるようになる。
いずれ大きな失敗を招くのは時間の問題なのです。
そこで大切なのが「新人の気持ち」です。
新人の気持ちは、基本であり、永遠に卒業はありません。
どれだけキャリアを積もうと、どんなに出世しようと、新人の気持ちは忘れてはいけないのです。
入社して3年を過ぎても、新人の気持ちを持ち続けましょう。
先輩になって部下ができても、新人の気持ちを持ち続けましょう。
起業して社長になっても、新人の気持ちを持ち続けましょう。
プライベートで習い事教室に通うこともあるでしょう。
習い事教室で初心者から上級者になっても、新人の気持ちを持ち続けることが大切です。
新人の気持ちは仕事の基本ですが、極意でもあります。
新人の気持ちを持ち続けていれば、失敗をすることはあっても、大失敗をすることはありません。
いつまでも新人の気持ちを大切にする人は、右肩上がりの人生も実現ができます。
新人の気持ちは、常に持ち続けなければいけないのです。