長続きしない人によく見られる特徴の1つ。
それは「義務感」です。
仕事でもスポーツでも何でも、義務感でしていることは要注意です。
義務感でしていることは、長続きしないからです。
もちろん義務感で仕事をするのが悪いわけではありません。
遅刻をすることもなく、淡々と仕事をこなし、大きなトラブルもありません。
これと言って不誠実・不真面目というわけでもありません。
一見すると、義務感で仕事をしていても問題ないように思えます。
しかし、義務感には、ネガティブな気持ちが含まれています。
「一応取り組んではいるが、義務なので仕方なくしている」という状態です。
意欲や熱意は乏しく、テンションも低い。
「できればやりたくない」「仕方なくしている」「こんなことから早く解放されたい」と思っています。
表向きは行動していても、心の中はストレスと嫌悪感でいっぱいです。
義務感なので、成長意欲も乏しく、サービス精神もありません。
義務と思っているので、余計な仕事には取り組みません。
余計な仕事をすると、余計な責任を負うことになりかねません。
あくまで最低限の仕事で済ませようとします。
消極的な姿勢では、ストレスが感じやすい上、たまるのも早くなります。
あるときストレスが限界に達して、途中でやめてしまうのです。
義務感でしていることは、長続きしないのです。
何かを極めたいなら、義務感でするのではありません。
大切なのは「使命感」です。
使命感とは、使命を果たそうとする強い意志です。
使命感のある人は、自分に与えられた仕事を「重大な任務」として考えるため、責任を持って成し遂げようとします。
使命感があると、気迫と根性が生まれます。
使命感があるからこそ、熱意と意欲が生まれ、テンションやモチベーションも高まります。
使命感を持って仕事をすれば、底力が湧いてきます。
使命という認識があるので、手抜きもしません。
つらいことがあっても「これは自分の使命だから」と思うと、気力や精神力が高まり、ストレスにも強くなります。
思うようにいかないことがあっても「これは自分の使命」と思うからこそ、底力が湧いて踏ん張れます。
誰に使命感を与えられるかは、人によって異なります。
上司から与えられた仕事もあるでしょう。
取引先から与えられた仕事もあるでしょう。
天から与えられた仕事という人もいるかもしれません。
与えるのが誰であろうと、使命感を持って取り組むことが大切です。
使命感でしていることは、ずっと続くのです。