執筆者:水口貴博

新入社員が入社3年間に心がける30のこと

16

頭だけで考えない。トライして、失敗して、体を通して学ぶ習慣を持つこと。

頭だけで考えない。トライして、失敗して、体を通して学ぶ習慣を持つこと。 | 新入社員が入社3年間に心がける30のこと

新人のうちは、頭だけで考えてはいけません。

頭だけで考え、答えを出す新人はかっこいいかもしれませんが、嫌われます。

「これはこうなるから、こうなると思います」

たしかに間違ってはいませんが、行動を避けて答えを出す新人はなまいきに思われてしまい、反感を抱かれるのです。

入社したばかりの社員は、失敗が許されますから実際にたくさんの仕事量をこなして、日々の業務に慣れることです。

その中で失敗をしてしまっても「まだ若いから」という理由から許されます。

その特権を生かせるうちに生かしきっておくことです。

頭ばかりで考えるのではなく、トライして、失敗して、体を通して学ぶ新人が伸びていく新人です。

痛みの理解は、経験するのが一番です。

ジョギングをしている途中、石につまずいて転んだ。

膝を強く打ち、皮がむけ、血が流れている。

この経験をしたことがある人と、ない人とでは、具体性がまったく違います。

前者は「わかったつもり」になっているだけですが、後者は深く理解し「わかっている」のです。

本やテレビを見ているばかりでは「わかったつもり」になることはあっても、本当に「わかる」理解はいつまで経ってもできない。

しかし、一度でも自分が実際に経験すれば、だれしも一瞬にして「理解」できるのです。

老若男女、国籍など、まったく関係ありません。

経験は、一瞬にして「わかったつもり」から「わかった」へと理解を促す特効薬になります。

経験はできるだけ多くしておくほうがいいのです。

痛い経験ほど、若い新人のうちにしておくほうが、取り返しがつきます。

入社したばかりの新人が、うまくやろうと考えないことです。

体当たりでぶつかり、失敗して、体を通して学ぶ習慣を持つことで、本当に「理解」ができるようになるのです。

新入社員が入社3年間に心がけること(16)
  • 体を通して学ぶ習慣をもつ。
仕事の依頼が来るまで、席でじっと座ってばかりになっていませんか。

新入社員が入社3年間に心がける30のこと

  1. 入社3年間にできた差は、後から取り戻せない。
  2. 人付き合いこそ、一番の課題。
    人間関係に苦労は、当たり前。
  3. 基本言葉、言い忘れていませんか。
  4. 仕事の仕方を徹底的に極める。
  5. 新人時代は、アクセル全開でいい。
  6. 新人のうちは、どんな仕事でも引き受ける。
  7. ウォーミングアップがないと、仕事ははかどらない。
  8. 入社3年間は「新人です」というセリフに要注意。
  9. 球拾いは、雑用ではない。
    立派な勉強なのだ。
  10. 小さな実績をこつこつ積み上げて、大きくする。
  11. 任された雑用のトップになろうではないか!
  12. 抽象的を卒業しよう。
    社会人からは、具体的が大切。
  13. 報告・連絡・相談は、言われる前に言う。
  14. 世間知らずの状態から抜け出そう。
  15. 偏りのある情報から抜け出そう。
  16. 頭だけで考えない。
    トライして、失敗して、体を通して学ぶ習慣を持つこと。
  17. 仕事の依頼が来るまで、席でじっと座ってばかりになっていませんか。
  18. トイレ掃除は、人間の内側が見える仕事。
  19. 入社3年間は「貯金」より「自己投資」に比重を置く。
  20. 仕事にも「鮮度」がある。
    頼まれた瞬間から始めよう。
  21. 得意な分野を作ろう。
    仕事には「波及効果」がある。
  22. 実績は、姿勢によって作られる。
  23. 失敗をしたときの対応によって、成長の差ができる。
  24. 師匠を見つけると、スピード成長ができる。
  25. 仕事ができるようになるほど、上司は口を出してくる。
  26. もうこれからは迷わない。
    社会人からは、決断力をつけよう。
  27. 自分の体は1つ、取り換えはできない。
    仕事のしすぎには、要注意。
  28. 水のようになろう。
    「こだわり」は、仕事への障害となる。
  29. どんなシチュエーションでも、無礼講になってはいけない。
  30. 誰もが一度は考える。
    「仕事、辞めようかな」

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