「うまくいかないかもしれない」
そんな口癖がある人は要注意です。
実現の可能性がはっきりしないとき、弱気の言葉をつぶやいてしまうかもしれません。
実現の可能性の低いことに取り組もうとしたとき、失敗の様子が脳裏に浮かぶ。
びくびくしながら「うまくいかないかもしれない」と思いがちです。
「うまくいかないかもしれない」という言葉で、保険をかけたい気持ちもあるのでしょう。
実現の可能性が低いことなら、弱気になるのも当然に思えます。
しかし、始める前から「うまくいかないかもしれない」と考えるのはネガティブです。
弱気すぎます。
消極的です。
縁起も悪い。
なぜ「うまくいかないかもしれない」という口癖がいけないのか。
「うまくいかないかもしれない」という口癖があると、失敗のイメージしかできなくなるからです。
自分で無意識のうちに、失敗を引き寄せることになります。
わざわざ自分から未来の可能性をつぶそうとしているようなもの。
「うまくいかないかもしれない」と思っていると、本当にうまくいかなくなるのです。
なぜ、よりによって「うまくいかないかもしれない」とつぶやいてしまうのでしょうか。
可能性がはっきりしないなら「うまくいくかもしれない」と考えてもいいはずです。
どうせつぶやくなら、にこにこしながら明るい言葉をつぶやこうではありませんか。
「うまくいくかもしれない」と。
「うまくいくかもしれない」のは成功が前提です。
言葉尻を少し変えるだけで、印象が好転します。
可能性に期待することで、気持ちが明るくなって、モチベーションも上がります。
可能性がはっきりしないなら「あっさりうまくいく可能性もある」と言えるはずです。
もし可能性が50パーセントもあるなら、十分です。
「2回のうち1回はうまくいく」ということですから、十分高い可能性と言えます。
「うまくいくかもしれない」という口癖があると、成功のイメージしかできなくなります。
自然と条件が整うような振る舞いをすることになり、成功の確率を上げることができます。
期待した結果、もしうまくいかなくてもいいのです。
期待した分だけがっかりするかもしれませんが、そのときはそのとき。
嫌なことは、すぐ忘れたら済むことです。
さっと気持ちを切り替えればいいだけです。
むしろ未来に希望を持った自分を褒めてください。
少なくとも未来に希望を持ったことは、勇ましくて立派なことです。
「うまくいかないかもしれない」と言いそうになったら「うまくいくかもしれない」と改めましょう。
にこにこしながら「うまくいくかもしれない」と言いましょう。
「うまくいくかもしれない」と思っていると、本当にうまくいくのです。