「信用してもらいたい」
そう思うなら、まず相手を信用することから始めましょう。
「まず相手から信用してもらいたい」と思うかもしれません。
たしかにまだ相手をよく知らない段階で、いきなり信用するのは抵抗があるでしょう。
できれば、相手から先に自分を信用してもらいたいと思う。
危険を避ける本能が働くのも当然です。
相手から先に信用してもらったほうが楽です。
相手が信用してくれたら、その気持ちに報いようと、自分も少しずつ信用していこうとするでしょう。
もちろん悪くはありませんが、少しガードが堅すぎるのではないでしょうか。
疑い深い態度はよくありません。
信用してもらうのを待っていると、最初に自分を信用してくれない人とは仲良くなれなくなります。
壁を作ってしまい、信頼関係を結ぶのに時間がかかります。
心を開かず、ガードを固めるだけではなかなか仲良くなれません。
意味もなく相手を疑っていると、態度や言葉遣いに不信感が表れ、相手もあなたを信用しにくくなります。
変な意地を張っていると、なかなか信頼関係が結べません。
想像してみてください。
「あなたのことを信用できませんが、私のことは信用してください」
一方的に自分だけ信用してもらおうとするのは、自分勝手でずうずうしいでしょう。
アンバランスな関係になります。
信頼関係とは、バランスがあってこそ成り立つ関係です。
信用してもらいたいなら、まず信用することから始めましょう。
もちろんいきなり相手のすべてを信用するわけではありません。
あくまで身近なところから少しずつ信用していけば十分です。
契約や取引を交わすなら別ですが、私生活の人間関係なら、もっと積極的に信用していくほうがいい。
「信用しています」という態度を見せることが大切です。
「信用しています」という言葉はなくても、発言や振る舞いを通して思いが伝わります。
相手を信用すると、自己開示や自己表現がしやすくなって、プライベートな話をしやすくなります。
自然と態度と言葉遣いが柔らかくなり、親近感のある雰囲気が出るようになります。
自分から信用すると、相手もあなたを信用してくれるようになるでしょう。
結果として、仲良くなるのも早くなります。
信用は、人間関係で一番大事なこと。
信用があってこそ、親交関係を深めていけます。
まず相手を信用することから始めましょう。
相手を信用すると、仲良くなるスピードが2倍以上速くなります。