苦労が多い人生だと、恨みの伴う不満が湧いてきます。
「なんて自分の人生は不幸なのだろう」と。
苦労が多いということは、物事がスムーズに進んでいないということ。
物事がスムーズに進んでいないということは、悩みや問題が多いということ。
悩みや問題が多いと、ストレスも増えます。
落ち込んだり悲しんだりして、苦しむことも多くなるでしょう。
そのため、苦労が多い人生だと「不幸な人生だ」と思いそうになります。
しかし、ここに誤解があります。
苦労と不幸はつながっているように思えますが、実際は無関係です。
苦労が多い人生だから、不幸な人生というわけではありません。
苦労の内容にも寄りますが、苦労が多いだけで不幸と考えるのは早合点。
苦労が多い人生でも、幸せな人生を送ることは可能です。
たとえば、好きな趣味を楽しんでいる場面を思い出してください。
好きな趣味をしていると、あるとき難しい問題に直面して、苦労することが多いでしょう。
難しい問題があっても、自分にとって好きな趣味なら、苦労を楽しめます。
「難しいから面白い」「なかなかうまくいかないから楽しい」と思います。
また、苦労を経験することで、学びや成長ができたり、新しい発見や出会いがあったりすることもあるでしょう。
「初めて知った」「勉強になった」「心が豊かになった」ということが増えます。
自分にとって有益なら、苦労とはいえ、幸せにつながっているといえます。
苦労が多くなるにつれて幸せに近づけることも、現実にあります。
誤解を解いてください。
苦労が多い人生だから、不幸な人生というわけではありません。
苦労が多くても、苦労から得られるプラスやメリットに目を向けましょう。
苦労が多いおかげで、学びや成長ができます。
新しい発見や出会いを楽しめます。
遠回りをするおかげで、たくさん経験ができます。
「苦労が多い自分の人生は、なんて幸せなのだろう」と思うことが大切です。
苦労があれば、受け止め方を変えて、楽しむように心がけてください。
どんな苦労も、受け止め方さえ前向きにすれば、有益になります。
苦労には、幸せの種がたくさん詰まっています。
「苦労が多い」と思ったら「幸せの種がたくさん詰まっている」と考えましょう。
苦労の可能性を生かすも殺すも、あなた次第です。
苦労をバネにすれば、大きな飛躍ができます。
苦労を生かせば、幸せにつなげることができるのです。