日常では、ときどき「ハズレ」を引くことがあります。
面白そうだから買った本が、意外とつまらないことがあります。
興味を引かれて借りた映画が、意外と退屈とわかることがあります。
役立つと思って買った道具が、意外と役立たなくて、返品したいときがあります。
そんなとき「ハズレを引いた」とがっかりするでしょう。
「無駄な時間を過ごした」
「無駄なお金を使った」
「時間とお金を返してほしい」
悔やむ気持ちになってもんもんとすることも多いのではないでしょうか。
しかし、ハズレを引いても、がっかりしないことです。
そこには「行動できた自分」がいるからです。
もし完全にハズレを避けようとすると、どうなるでしょうか。
何もできなくなります。
何もしなければ、少なくともハズレを引くことはありません。
その代わり、アタリを引く人もありません。
それはそれで「ハズレの人生」になってしまうのです。
ハズレを引いても落ち込む必要はありません。
むしろ行動できた自分を高く評価してください。
何もしないでいるより、積極的なアクションを起こしたことに変わりはないからです。
「何も得ることがない」と思いますが、誤解です。
少なくともそれがハズレであることがわかりました。
それはそれで、発見です。
ハズレとわかれば、さっと別の選択肢に切り替えることができます。
次から注意して避けることができるため、少し生き方が賢くなります。
人生は、アクションを起こすことが大切です。
アクションを起こすから、刺激と変化に出会えます。
「ハズレを引いてしまったけど、きちんと行動はできた!」
自分を褒めたたえましょう。
堂々と胸を張ってOKです。
アクションを起こした自分を前向きに受け止めましょう。
ハズレを引いても、そこでブレーキを踏まず、引き続きアクションを起こし続けることです。
刺激と変化を求めて、どんどん動きましょう。
あなたのアンテナがぴんと反応したら「近づけ」のサインです。
興味を引かれるものがあれば、近づいてみましょう。
少なくとも行動力は、ないよりあったほうがいいのは間違いありません。
積極的に動いた結果、ハズレであろうと、行動できた自分を高く評価するのです。